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「ザ・シンプソンズ」第500話にウィキリークス創始者が出演

2012年2月3日
アメリカで国民的人気を誇る長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の記念すべき第500回目のエピソードに、内部告発サイト「ウィキリークス」の創始者がゲスト出演することが明らかになった。

米EWによると、アメリカで2月19日に放送されるシーズン23エピソード14「At Long Last Leave」に、ウィキリークスの創始者として世界中から注目されているジュリアン・アサンジ氏がゲスト出演する。このエピソードは「ザ・シンプソンズ」の第500話目にあたる。過去に大統領や一流セレブをゲストとして登場させてきた同番組だけに、記念すべき500話目には誰がゲスト出演するのか注目されていた。

番組製作総指揮者のアル・ジーンは、ジュリアンがゲスト出演することになった経緯を、「ジュリアンが『ザ・シンプソンズ』に出たがっているという噂を、クリエーターのマット・グレイニングが聞きつけてね。(メディアに滅多に登場しない作家のトマス・ピンチョンやイギリスの元首相トニー・ブレアのゲスト出演を実現させた)キャスティング・デレクターのボニー・ピエティラにジュリアンを探してくれと頼んだんだ。そしたら、見事、見つけ出してくれたんだよ」と説明。録音は全て電話で行われたとのことで、番組のプロデューサーたちは、どこにジュリアンが居るのかは最後まで知らされなかったいう。

ジュリアンは、2010年にスウェーデンで強姦と性的暴行の疑いをかけられイギリスの警察に逮捕された。現在もスウェーデンへの身柄移送をめぐり法廷で闘争を続けており、ロンドンで軟禁状態にある。

アルは、ジュリアンのことを、「問題の多い人物だが、彼が巻き起こす物議には正当な理由があるように感じられる」と語り、「彼を番組に出演させるべきか、どうか、内部で話し合いも行った。だが、最終的に彼を登場させようと決断したんだ」と明かした。

また、今回ジュリアンが番組に出演することは、「彼が抱えている法的問題とは一切関係ない次元でのこと。我々はただ風刺したいだけで、彼はその話に乗ってくれたということだ」と説明している。

気になるエピソードの内容だが、ジュリアンはシンプソンズ一家だけでなく視聴者にもかなりの衝撃を与える存在として登場するとのことになるという。
 
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