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ザ・モンキーズのデイビー・ジョーンズが66歳で死去

2012年3月1日
「デイドリーム・ビリーバー」「恋の終列車 」などのヒット曲で知られるザ・モンキーズのリード・ボーカルを務めていたデイビー・ジョーンズが心臓発作のため死去した。享年66歳。 米メディアが伝えた。

2月29日、デイビーは突然、体の不調を訴えて呼吸困難になり、米フロリダ州にある自宅近くの病院に運ばれたが、死亡が確認された。

ザ・モンキーズは、1966年、ロサンゼルスの売れない4人組バンドを主人公にした同名コメディ・ドラマでデビュー。彼らは番組出演と同時にレコード・デビューし、TVの企画と共に生まれた音楽スターの先駆けとなった。

米NBCで放送された「ザ・モンキーズ」は、当時、アメリカでも大人気となっていたザ・ビートルズの映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」にヒントを得た番組。バンドのメンバーとなったデイビー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツ、マイク・ネスミス、ピーター・トークはオーディションによって選ばれた。

【動画】「ザ・モンキーズ」4人のカメラテスト映像


マイクとピーターはもともとミュージシャンだったが、デイビーはミュージカル俳優、ミッキーは子役出身の俳優。そのため、番組内のみならず、初期のライブやアルバムで、本人たちは実際に演奏していなかった。また、同番組は日本でもTV放送されて人気を博したが、日本版は大橋巨泉によるナレーションを加えた形で放送されている。

また、これまでリバイバル・ブームなどで、何度か再結成をしているザ・モンキーズは、昨年にも45周年の再結成公演を行っていた。

デイビーはこれまで健康に問題はなく、亡くなる直前まで元気だったとのこと。彼の突然の死に家族はショックを受けていると伝えられている。