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マイケル・ジャクソンの楽曲、全ファイルがハッカーに盗まれていた

2012年3月6日
ソニーが権利を持つマイケル・ジャクソンの全ての音楽ファイルが、ハッカーによって盗まれていたことが分かった。米メディアが伝えた。

2010年、ソニーはマイケル・ジャクソン財団との間に、約2億5000万ドル(約200億円)でレコーディング契約を締結。未発表曲を含むマイケルの楽曲を再編集して7年にわたってアルバム10枚を発売する計画だった。そのため、ソニーのサーバには、5万曲以上のマイケルの音楽ファイルが保存されており、この中には、クイーンのボーカリストだった故フレディ・マーキュリー、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムとコラボレーションした未発表曲も含まれていたという。

実は、ソニーがこのハッキングの被害にあったのは、プレイステーションの利用者約7700万人の顧客情報が流失した直後、昨年4月だったとのこと。ソニーは顧客情報ではないという理由から、マイケル・ジャクソン財団に対しては被害について伝えたが、公には発表しなかった。

そして、昨年5月にはイギリスに住む25歳と26歳の男が容疑者として逮捕されたが、2人は容疑を否認。保釈金を払って釈放された彼らは、2013年1月に法廷に立つことになっているという。

最近のソニーは様々なスキャンダルに見舞われている。プレイステーションの顧客情報流出に続いて発覚したマイケル・ジャクソンの音楽ファイル盗難事件。さらに、マイケル・ジャクソンの死後にリリースされたアルバム「MICHAEL」の声は本人のものではないと、実娘パリスの爆弾発言がリークされて物議を醸している。

また、今年2月11日に48歳で急逝した人気歌手ホイットニー・ヒューストンの英iTunesでのアルバム価格が、訃報が出てすぐに値上げされてソニーにクレームが殺到する騒動も発生。このとき、ソニーは値上げを指示した事実はなく、あくまでイギリスの社員による人為的なミスだとコメントして謝罪している。
 
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