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「デス妻」テリー・ハッチャー、元経営パートナーと訴訟合戦

2012年3月15日
人気海外ドラマシリーズ「デスパレートな妻たち」に出演していたニコレット・シェリダンと、クリエイター、放送局との間の法廷バトルが注目される中、また「デス妻」キャストによる新たな争いが勃発した。「デス妻」でスーザン役を演じるテリー・ハッチャーが、自身のプロダクション会社の副社長を務めていたジェニファー・グラスマンを訴えたのだ。

テリーは2010年にジェニファーから詐欺罪や不当解雇等で告訴されており、精神的苦痛に対する慰謝料を求められていた。

米THE Hollywood Reporterによると今回テリーは、ジェニファーが会社のコンピューターに侵入し、テリーのプライベートな情報を盗んだとして、ジェニファーを訴え返した。

テリー側の言い分によると、ジェニファーはテリーに解雇された後、テリーのプロダクション会社のコンピューターネットワークにテリーのIDで侵入。テリーのEメールを読んだり、Eメールアカウントのパスワードを変更したり、複数のEメールアカウントを削除し、数千にも及ぶEメールと文書を自分のパソコンにコピーしたという。

盗まれた文書の中には、テリーの個人的な金銭に関する情報や、健康状態についての情報、抱えている訴訟の情報なども含まれていたとのこと。テリーはジェニファーに対して少なくとも10万ドル(約800万円)の損害賠償金を要求している。

テリーは過去にも契約を結んでいた化粧品会社から「他社の化粧品を褒めるのは契約違反」と損害賠償を求められ訴訟沙汰になったことがある。また、同じく「デス妻」メインキャストのニコレット・シェリダンやエヴァ・ロンゴリアも、それぞれ訴訟がらみの話題が絶えない。

訴訟の多いアメリカとはいえ、「デス妻」キャスト達が実生活で争いに立ち向かっていく姿には、たくましさを感じずにはいられない。
 
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