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「バフィー~恋する十字架」の製作側トラブル

2001年3月22日
来シーズンの放送権をめぐって「バフィー~恋する十字架」のスタッフ・関係者がもめている。

現在「バフィー」は、若者に人気の番組ラインナップを持つWB局で放送中。(ほかには「ドーソンズ・クリーク」「フェリシティーの青春」など)アメリカのドラマは、放送局と番組制作社が異なる場合が多く、「バフィー」の場合も製作会社である20世紀Fox社がWB局にエピソードごとの単価で同番組を売り、放送権を与えている。

今シーズンは製作サイドはWB局から1エピソード100万ドル(約1.2億円)を支払われているが、来シーズンはその倍の200万ドルを要求している。しかし交渉は難航し、WB局は160万ドルまでは折れたが、それ以上の支払はは断固として拒否している。

しかも、WB局CEOのケルナー氏が番組を軽視するようなコメントをしたので(「’ER’のような人気番組ならともかく、バフィーの視聴者層は一部の若者層に過ぎない」)、番組のプロデューサーであるジョス・ウィードンが激怒した。これで両サイドの関係は悪化し、「バフィー」が別の放送局に移る可能性も高まってきた。

一方主演のバフィー役サラ・ミシェル・ゲラーはWB局じゃないと出演しないというコメントを発表したが、しばらくしてそれを撤回。彼女の意に反して「バフィー」が別の放送局に移る日も近そうだ。
 
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