お騒がせセレブ、リンジー・ローハン、保護観察処分を解除される

お騒がせセレブ、リンジー・ローハンが、2007年に飲酒運転で有罪となり課せられていた保護観察処分を、ようやく解除された。

米Peopleによると、リンジーが裁判所から命じられていた、50日以上に渡る遺体安置所での地域奉仕活動と、18回のセラピーを全て終たことを受けて、3月29日、ロサンゼルス州上級裁判所のステファニー・ソートナー判事は「この裁判所で命じられた義務を全て果たした」として保護観察処分を解除した。

しかし、判事は「これからはもっと分別のある大人として生きていかなければなりませんよ。ナイトクラブに通いつめることを止め、仕事に集中しなさい」と厳しく忠告。「もう、ここで二度とあなたの顔を見ることはないと信じていますからね」とリンジーに諭した。リンジーはこの言葉を受け「公平でいて下さったことに感謝します。おかげで私には多くの扉が開けました。本当に感謝しています」と素直に述べた。

また、判事は「トラブルに巻き込まれないようにするのは、そんなに難しいことではない」とも言い「どこに行っても、人々に追い掛けまわされるのは大変なことでしょうが、それはあなたが選択した人生なのですからね」と諭した。

今後、リンジーはエリザベス・テイラーの伝記TV映画「Liz & Dick」に主演するほか、人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」に本人役でゲスト出演する予定も入っており、今後、積極的に女優業をこなしていくものと見られている。

今回、2007年の飲酒運転に関する保護観察処分が解除されたリンジーだが、実は、昨年1月にネックレスを窃盗した罪で課せられた保護観察処分がまだ残っている。リンジーはこの件で、2013年5月24日まで保護観察下に置かれることになっているが、問題を起こさない限り、裁判所への出廷義務はないとのこと。しかし、もし犯罪を犯した場合は、最高で245日間の禁錮刑に科せられる可能性もあり、まだ当分の間は気を抜くことはできない。