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オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンがTVドラマを製作

2012年4月3日
「カポーティ」のオスカー俳優、フィリップ・シーモア・ホフマンがプロデュースするTVドラマ「Inside」が、米ケーブルTV局のFXで製作予定であることが明らかとなった。

米Deadlineによると、「Inside」は、昨年のサンダンス映画祭で注目された映画「Armless」の脚本家カイル・ジャロウと共に、フィリップが企画を進めているクライム・ドラマ。主人公は、サンフランシスコの殺人課の刑事で、その実父は連続殺人犯として有罪になるが、妻の殺害について無実を訴えているという設定だという。

フィリップは名脇役として「ブギーナイツ」「ビッグ・リボウスキ」「マグノリア」などの映画で活躍し、2005年、小説家トルーマン・カポーティを演じた「カポーティ」で、ついにアカデミー賞主演男優賞に輝いた実力派。近年では、「マネーボール」「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」でも助演として存在感のある演技を見せている。

これまで彼は、「カポーティ」で製作・主演、「ジャック、舟に乗る」で製作・監督・主演を務めているが、TVドラマの製作を手がけるのは本作が初めて。なお、現在のところ、彼が「Inside」に出演もするかどうかは不明だ。
 
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