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ブリトニーの「X ファクター」審査員就任を不安視する声

2012年4月17日
1500万ドル(約12億円)の出演料で、米人気オーディション番組「X ファクター」新審査員に就任へ、と報じられたブリトニー・スピアーズ。しかし、彼女の審査員としての能力を疑問視する声があがっている。

「X ファクター」は、2012年1月のシーズン1終了後、女性審査員のニコール・シャージンガーとポーラ・アブドゥルが降板。以来、番組は新審査員を務める2人の女性探しに四苦八苦しており、これまで様々な大物スターの名が候補にあがっては消えてきた。

5月には審査員出席のもと行われるオーディションの撮影が開始されるため、残された時間はあとわずか。そんな中、FOXからの1000万ドル(約8億円) オファーに対して2000万ドル(約16億円)を要求し、交渉が決裂したと伝えられていた人気歌手のブリトニー・スピアーズが、1500万ドルで出演に合意したようだと報じられた。

しかし、業界の情報筋やブリトニーの周囲にいる人たちは、果たして彼女に巨大オーディション番組の審査員が務まるのか、純粋に心配しているという。ブリトニーはこれまでに受けたインタビューで、不安定な言動やふるまいが目立っている。

ブリトニーが最後にインタビューに応じたのは2006年。マット・ロウアーが聞き手を務めたNBCの「Dateline」だったのだが、マスコミへの不満を涙ながらに訴えるという内容で、注目されていたわりには視聴率がふるわず、期待外れだと言われた。彼らは大勢の観客を入れて収録される「X ファクター」でブリトニーが審査員として、きちんと審査をしたり意見を述べたりできるかどうか懸念しているのである。

心配する声があがる一方で「X ファクター」がブリトニーにとって劇的なカムバックになるのではないかと期待する声もある。果たして“審査員”ブリトニーは、どんな活躍をしてくれるだろうか?
 
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