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チャーリー・シーン主演の新作コメディをめぐり5000万ドルの訴訟勃発

2012年4月20日
人気海外ドラマ「ハーパー★ボーイズ」をクビになったチャーリー・シーンが、再起をかける新作ドラマ「Anger Management(原題)」をめぐって、訴訟騒ぎが起こった。

米E! Onlineによると、TVプロデューサーのジェイソン・シューマンと、彼の製作会社ブルー・スター・エンターテイメントは、4月17日、「Anger Management」のプロデューサー、ジョー・ロスを、契約不履行と詐欺行為で起訴した。

ロサンゼルス郡上級裁判所に提出された訴状によると、ジェイソンはジョーに雇われ「Anger Management」を含む、いくつかの番組の企画に参加。「Anger Management」は、2008年から企画を進めてきたという。しかし、ジョーは正当な理由も警告もなく、2011年6月から、ジェイソンとコンタクトを取ることを拒否し始めた。電子メールにも電話にも応じなかったとのこと。

しばらくしてから、ジェイソンは、ジョーがチャーリー・シーンと「Anger Management」制作の話を詰めていることを知り、自分が追い出されたことに強い憤りを感じたようだ。裁判では「Anger Management」放送実現により得るはずだった、プロデューサーとしてのクレジット、費用、オーナーシップなどの賠償金として、5000万ドル(約40億円) を求めると主張している。

この件に関して、ジョーは「訴状をまだ受け取っていないが、状況は理解している。法的根拠は全くないものだ」とコメント。チャーリーのスポークスマンは「本件にチャーリーは一切関わってない」と公言した。

3月より製作が開始された「Anger Management」は、6月28日から米FXで放送開始予定だ。
 
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