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豪人気歌手ゴティエ、「glee」でカバーされた自身の曲に不満 [ネタバレ]

2012年4月24日
ゴティエ
米TV Guideよりゴティエ
米TV Guideより
※この記事には「glee/グリー」日本未公開エピソードについてのネタバレがあります。


オーストラリア出身の人気歌手ゴティエが、人気海外ドラマ「glee/グリー」でカバーされた自身のヒット曲の出来ばえに、落胆したことを明らかにした。

奇跡の歌声を持つと言われているゴティエのヒット曲「Somebody That I Used to Know」がカバーされたのは、4月10日に放送されたシーズン3第15話の「Big Brother」でのこと。ゲスト出演したマット・ボマーとダレン・クリスがカバーし、感動的なシーンを演出した。

英サンデー・メールの取材に応じたゴティエは、「glee」のカバーについて「楽器の演奏はとても忠実に再現されていた。でも歌声がね。例のポップなグリー・スタイルで、ウルトラ・ドライで。ロックの意味などない、かわいらしい曲になってしまった」と不満気にコメント。「段ボール箱から聞こえてくるような、そんな感じだった」と手厳しく批判した。

また、ゴティエは「ちっぽけな感じ、間違った感じに仕上がっていた」とも発言。自分の曲が、正しく理解されていなかったことに強い憤りを感じているようだ。

カバーの出来ばえには不満を感じているゴティエだが、同エピソードが放送され、ゴティエ自身が「サタデー・ナイト・ライブ」に登場した後、「Somebody That I Used to Know」はビルボード100のナンバーワンを獲得。USビルボード第一位に輝いた4人目のオーストラリア人という栄誉を手に入れた。

YouTubeでも17450万回以上再生されており、カバーには満足していないものの、「glee」の恩恵を受けたことは間違いなさそうだ。
 
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