鉄壁の司会ぶり! 「アメリカン・アイドル」ライアン・シークレスト、2年24億円で更新決定

アメリカで国民的人気を誇るオーディション番組「アメリカン・アイドル」でホスト(司会)を務めるライアン・シークレストが、あと2年、番組の司会を続けることが明らかになった。

「アメアイ」シーズン1から同番組の司会を務めるライアンは、シーズン11で前回結んだ契約が満期を迎えた。今年1月には放送局のFOXと契約交渉の話し合いを開始したと伝えられたが、出演料の面で折り合いがつかず、難航しそうだと言われていた。

しかし米TVガイドによると、その後FOXは4月23日にライアンと2年間の契約更新をしたと発表。シーズン12と13も、引き続きライアンが司会を務めることになると明かした。FOXエンターテイメントの社長、ケヴィン・レイリーは今年1月「ライアンなしの『アメアイ』は想像できない」と述べており、ライアンが番組サイドから絶大な信頼を得ていることをうかがわせていた。

ライアンも声明を発表しており、引き続き「アメアイ」司会者として活躍できることができて光栄だとコメント。「私は、この11シーズンの間、テレビ史上最も時代を象徴する番組に携わるという名誉を与えられてきました」「これまでとてもエキサイティングな経験をくれた『アメリカン・アイドル』と、今後も共に歩むことができるなんて、すごくワクワクしてるよ」「大勢のファン、素晴らしい才能を持つ出場者、審査員、そして、プロデューサーや番組のために一生懸命働いているクルーたち。番組が放送されるたび、みんなに感動させられる」と述べた。

気になるギャラだが、米Varietyは、1年間で、推定1500万ドル(約12億円)になるようだと報じている。

ライアンは、「アメアイ」の契約更新にサインする直前、米NBCユニバーサルと、オリンピック報道を担当する契約も結んでいる。また、DJ業、TV番組のプロデュースに加え、投資家と組んで自身のケーブルテレビ局を立ち上げる計画も進めるなど、マルチな才能をいかんなく発揮しており、ハリウッドで最も多忙な男の1人だ。

そのような状況の中、11年間続けてきた「アメアイ」ホストをそろそろ下りるのではと心配する声もあったが、今回2年の契約がまとまり「アメアイ」ファンはほっとしたことだろう。相変わらず引っ張りだこである彼は、今後、ますます多忙を極めそうだ。