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ジェニファー・ハドソン、家族殺害事件裁判の証言台で泣き崩れる

2012年4月26日
歌手のジェニファー・ハドソンが、4月23日に行われた、家族殺人事件の公判に出席し、証人台に立った。

ジェニファーは、2008年に実の母と兄が射殺体で発見され、行方不明となっていた甥もその後、遺体で発見されるという痛ましい事件にあった。ジェニファーの妹の夫ウィリアム・バルフォアが犯人として逮捕され、起訴された。

証人台でジェニファーは「誰も妹とウィリアムの結婚を望んでいなかった。彼は妹にひどい扱いをしていた」と語った。

検察官から最後に家族と会ったのはいつかと聞かれると「最後に会ったのは殺人事件があった前日です」と涙ながらに答えた。また、検察官から母親の写真を渡されると泣き崩れたという。

2006年に映画「ドリームガールズ」でアカデミー賞を獲得、2008年に歌手デビューを果たした上に、同年9月にはレスラーのデヴィッド・オタンガとの婚約を果たし、まさに絶好調だった彼女に突然、訪れた悲劇。ジェニファーは、一時、活動を休止したものの、2009年に行われた第43回スーパーボウルで国歌斉唱を披露。芸能界へ復帰を果たした。

その後もジェニファーは、第一子を出産したり、劇的なダイエットを成功させたりと、まさに激動の人生を送っている。
 
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