『ドリュー・ケリーDEショー』放送終了決定

９シーズンに渡り放送されたロングラン・コメディー・ドラマ『ドリュー・ケリーDEショー』が今年夏で終了する。『ドリュー・ケリーDEショー』は、ラップアップに向け、６月２日から２６もの新エピソードを毎週水曜日に２エピソードづつ放送する予定。かつての高視聴率番組であり、アメリカの国民的コメディーシリーズとも比喩された『ドリュー・ケリーDEショー』は、かなり風変わりな幕の閉じ方をすることになった。

米ABCで1995年からスタートした『ドリュー・ケリーDEショー』は、放送開始当時、毎週1700万人もの平均視聴者数をマークしていた。しかし2001年、裏番組の米NBCがリアリティーショー『サバイバー』をスタートさせたことによ『ドリュー・ケリーDEショー』の視聴率は下がり始め、度重なる放送曜日や時間帯の変更が、視聴者離れを引き起こす決定的原因となってしまった。

『ドリュー・ケリーDEショー』の主演、製作総指揮に脚本までもを担当した、ドリュー・ケリー。ドリューは、2004年９月にスタートする、米WBネットワーク30分番組「グリーン・スクリーン」のエグゼクティブ・プロデューサーを担当する契約を結んでいる。人物合成用のグリーン・スクリーンが映し出す即席シーンの中で、俳優達が様々なインロ・ゲームを行うというこの番組は、なかなかエキサイティングなショーになりそうで期待が持てる。

ドリューは、2005年3月放映予定のアニメーション映画『ロボット』にも声優として出演する予定だ。※ニュース記事の無断転載は固くお断りします。