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「アメージング・スパイダーマン」公開を前に“新旧スパイダーマン”の対談が実現

2012年5月10日
人気アメコミ・ヒーロー“スパイダーマン”の新シリーズ「アメージング・スパイダーマン」の公開を前にして、米VMan Magazineで“新旧スパイダーマン”の対談が実現した。

VMan Magazineの最新号に登場したのは、旧シリーズで主人公ピーター・パーカーを演じたトビー・マグワイアと、新シリーズで同役を演じるアンドリュー・ガーフィールド。

トビーが「新しくピーター・パーカーを演じるのは誰になるんだろうって興味津々だったよ。それで、君に決まったと聞いたときは、“すげぇ、パーフェクトだ”って思ったんだ。君はすばらしい俳優だ」と褒めると、アンドリューは先輩の言葉にいたく恐縮。「オーディションではこれまでにないぐらいのプレッシャーを感じた」と明かした。

マーク・ウェブが監督する新シリーズのオーディションは、アンドリューのほか、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン、「ハンガー・ゲーム」のジョシュ・ハッチンソン、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルといった気鋭の若手俳優たちが受けていた。

「オーディションを受けていた中には、何人か友人がいたし、ジェイミー(・ベル)とは、スクリーン・テストの日が同じで、その晩一緒に夕食を食べながら、お互い情報交換をしたよ」と語ったアンドリュー。オーディションでは、着たらすぐに汗まみれになってしまうスパイダーマンのボディスーツは、使い回しされていたことも暴露。「30人ほどの人がモニターで僕の顔を見ながら、何やらひそひそ言い合っている。本当に居心地の悪い時間だ」と本音を語りつつ、「マーク(・ウェブ)はすばらしいよ。彼はとてもオープンで僕を勇気づけてくれた」とコメントした。

一方、トビーは、「スパイダーマン」のような大作映画に主演して、その後、俳優人生がどう変わっていくのかということを心配するアンドリューに、「(2002年の「スパイダーマン」は)「ハリー・ポッター」のような大ヒット映画になるなんて誰も予想してなかった。僕も予想外だったんだよ」と告白。

結果、「スパイダーマン」が世界的な大ヒット・シリーズとなったことは周知の通り。それを鳴り物入りでリブートした「アメージング・スパイダーマン」を背負ったアンドリューは、映画公開を前に緊張を隠しきれない様子。だが、今回のトビーとの会話が、彼を勇気づけたことは間違いないようだ。

7月3日より全米公開される「アメージング・スパイダーマン」。日本では、6月30日より世界最速公開されることが決定している。

【動画】「アメージング・スパイダーマン」最新予告編
 
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