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ジャッキー・チェン、アクション映画引退報道を否定 「危険なアクションを減らしていきたい」

2012年5月24日
フェイスブックで真意を語ったジャッキー・チェン
フェイスブックで真意を語ったジャッキー・チェン

香港出身の人気俳優ジャッキー・チェンが「アクション映画から引退する」という先週の報道について真相を語った。

5月18日(金)、カンヌ映画際で、記念すべき100本目にあたる新作映画「Chinese Zodiac」の記者会見でジャッキーは次のように発言。

「これが僕の最後のアクション映画になります」「どれだけ長く(アクションを)続けられるか自分の体に訊いてきました。そして僕はもう若くない、という結論になりました」

これを受けて各国の記者は「ジャッキーがアクション映画から引退する」と大々的に報道。その情報は瞬く間に世界中に広まった。

しかし、それはジャッキー自身の真意とは異なっていたようだ。記者会見の翌日の報道をみたジャッキーはとても驚いたという。ジャッキーは自身のフェイスブックで次のように書いている。

「先日の記者会見で僕は、これが私の最後のビッグアクション映画だ、と言いました」
「今日、朝起きて“自分がアクション映画から引退する”というニュースを読んでビックリしました」

実際のところ、ジャッキーはアクション映画から引退をするわけではなく、危険なアクションシーンを減らしていく意向だという。

「僕はアクション映画から引退するわけではありません。私が言いたかったことは、映画で命にかかわるような危険なスタントを減らしていきたいということです。長年にわたってたくさんのスタントをこなし、たくさん骨折しました。この仕事を長く続けるために、もっと自分の体を大切にすべきだと思いました」

そして、ジャッキーはこれからもアクション映画を続けることを宣言。

「僕はこれからも国際的なアクション映画を作り続けます」

そして今回、自身の真意がうまく伝わらなかったことについて気にしているのか、

「英語ももっとうまくなります。皆さん愛してます」

と書いて文章を結んでいる。
 
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