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アジアで抗議活動を受け続けるレディー・ガガが反論! 「投獄されてもビヨンセが助けてくれる」と強気の発言

2012年5月24日
フィリピンのマニラに現れたレディー・ガガ
LADYGAGANOW.NETよりフィリピンのマニラに現れたレディー・ガガ
LADYGAGANOW.NETより
現在、全世界をツアー中の大人気歌手のレディー・ガガ。彼女のコンサートが若者を堕落させると抗議活動をする人々に対して、ガガが強気の発言をした。

ガガが全世界を回るツアー「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」。今年の4月から韓国ソウルを筆頭に、現在フィリピンのマニラを回っている。先日来日した際も、10万人以上を動員し、大いに盛り上がりを見せた。

その一方で、「ガガのセクシーな衣装やダンスが若者を堕落させ、モラルを破壊する」という理由で、韓国やフィリピンで一部のキリスト教徒から抗議を受けた。

また6月にはインドネシアでもコンサートを控えているが、こちらもイスラム強行派の人々からの抗議があり、国家警察の許可が下りない状態だ。

そんな大騒動の中、ガガは5月22日に「マニラの刑務所に投獄されても心配しないで。ビヨンセがすぐに助け出してくれるわ」とツイート。(ガガとビヨンセのコラボ曲「テレフォン」のPVの中で、ビヨンセが刑務所にいるガガを救い出すシーンがある。)ガガらしいユーモアを交えたこのツイートで、どんな抗議にも屈しない決意を示した。

さらにガガは、22日にマニラで行われたコンサート中に、世界中にいる同性愛者を擁護するメッセージを伝えた。

ガガはコンサートを非難する人々について「同性愛者という理由によって世界中の子供たちが、いじめを受けたり、怖がられたり、誰にも話せずにいる、そんな人たちの人生を奪っているのよ」と語り、このツアー自体が自由への巨大な解放運動だと伝えた。

【動画】コンサートで同性愛者を擁護するメッセージを伝えるレディー・ガガ


自身がバイセクシャルであると公言しているガガ。彼女の世界ツアーは単なるエンターテイメントとしてだけでなく、同性愛者の解放を求めるパフォーマンスなのだ。

ガガは今回のツアーでアジアやヨーロッパ、南米を含む110公演を予定している。これからも多くの抗議活動に遭うかもしれないが、ガガがその歩みを止めることはないだろう。
 
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