シャーリーズ・セロン、リドリー・スコット監督も登場!「プロメテウス」ワールドプレミア開催

「グラディエーター」、「アメリカン・ギャングスター」等で知られるリドリー・スコット監督が放つ最新作「プロメテウス」のワールドプレミアが、現地時間5月31日(木)、ロンドンのレスター・スクウェアにて行われた。

【動画】「プロメテウス」予告編


“人類の起源”を解き明かす重要な手がかりを古代遺跡で発見したとある科学者チーム。彼らは、宇宙船プロメテウス号に乗って未知の惑星へと向かうが、そこには想像を絶する出来事が待っていた…。人類はどこから来たのか? という人類史上最大の謎を描いた3Dエピック・ミステリー。

イベント当日は、俳優たちの姿を一目見ようと、会場には約1500名ものファンと、報道陣250名が集結。そして、主要キャストであるノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース、そしてスコット監督が登場すると会場は大きな歓声と熱気に包まれた。

この会場の熱気を受け、シャーリーズは「人々が大勢こうして会場に来てくれて、長い時間待っていてくれているのを見ると、いつでもとても感動するわ」とコメント。ノオミも「ここに来られて嬉しいわ」と語ったり、マイケル「すてきだね。ロンドンには16年間住んでいたから、ここでプレミアが出来てうれしい」とコメントするなど、キャスト陣も楽しそうな様子。

また、報道陣から「出演依頼がきたとき、ワクワクしたか?」と問われたシャーリーズは、「こんな依頼に「イエス」と言わない役者なんて一人もいないと思うわ。電話をもらって感激だった」とコメント。また、スコット監督について、「彼はすばらしい人よ。本物のフィルムメイカーだから。いつでも人の感情、人間らしいものを一番気にかけているの。だから、役者として彼と組めたことはとても貴重な経験だったわ」と本作に出演できた喜びを語った。

ガイも、スコット監督について「とても楽しかったよ。彼はとても大きな影響力を持った人で、役者にもクルーや技術者に対してもオープンに接してくれる。彼は自分の知識や能力を発揮するのと同じぐらいとても熱心に、他の人の意見や考えを聞こうとする。そういう態度で接してくれるから、監督が自分に対して大切な存在であるのと同じように、自分も監督にとって大切なんだという気持ちになれる」と語るなど、スコット監督はキャスト陣から絶大な信頼を得ているよう。

本作を手がけた巨匠スコット監督は、映画完成語の現在の心境について聞かれると、「映画作りはとても楽しかったから、仕上げるのは惜しい気がした。こういう映画を作る時は、一つの世界を一から作りだすようなものだから、すべてのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」とちょっぴり切ない男心(?)を吐露した。

人間の根源とは何なのか? それらを知るべく航海へと出発した科学者チームの運命やいかに? 8月の公開が待ちきれない!

「プロメテウス」は8月24日(金)より全国にて公開。

 

「プロメテウス」公式サイト