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ニコレット・シェリダン、「デス妻」裁判の再審が突然留保となり事実上の敗北か

2012年6月4日
人気海外ドラマ「デスパレートな妻たち」で、主演の一人、ニコレット・シェリダンが、放送局のABCとクリエイターから不当に解雇されたかどうかが争われていた裁判で、9月に予定されていた再審が、突然、留保となった。

この裁判は、「デス妻」主演の一人、ニコレット・シェリダン(イーディ役)が、クリエイターのマーク・チェリーから受けたとされる暴力を放送局のABCに報告したところ、その報復として、ABCとマークから不当に解雇されたと訴えていたもの。

3月19日、裁判官が、陪審員の意見が一致しないことによる未決定審理を言い渡し、裁判は決着がつかないまま終了。9月10日に再審が開始される予定だった。

ところが、6月1日、上訴裁判所は再審を期限を定めない形での保留状態にする決定を下した。米Hollywood Reporterによると、今回の決定は、上訴裁判所がABC側の勝訴を支持するようなものだという。

ニコレットの弁護士は、まだ完全に裁判が終わったわけではないと主張しているものの、再審のメドがつかなくなってしまった以上、ニコレットの訴えを主張する機会はなくなってしまった。これで、彼女が賠償金を勝ち取ることもできなくなったわけで、ニコレットにとっては、なんとも無念の幕切れとなった。
 
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