【インタビュー】シャーリーズ・セロン「みんなを怒鳴りつけるのが楽しい」

6月15日に公開される映画「スノーホワイト」で女王役を演じる人気女優シャーリーズ・セロンが米トーク番組「Jimmy Kimmel Live!」に出演した。

黒いタイトなドレスで登場したシャーリーズ。長いスラっとした足がまぶしい。

3月14日に養子を迎えたことでシングルマザーになった彼女だが、この赤ちゃんを世界中のプレミアイベントに連れて行っているらしい。この子は生後6ヶ月だが、もうすでにパスポートを持っているのだそうだ。

【動画1】違う赤ちゃんを空港に連れ込む?


「赤ちゃんって毎日変わるの! パスポートを取った時のあの子はもういないのよ。今の子が昔の子を食べちゃったみたい! 空港の検問でも、違う子を持ち込んだみたいだった」と語るシャーリーズ。赤ちゃんの成長が早いことに驚いている様子だ。

映画の宣伝のために外国のインタビュー番組にも出演するシャーリーズだが、マドリッドでのインタビューでは苦労したらしい。

シャーリーズはその番組の客層などがわからないので、どのように喋ればいいかスタッフに聞いたところ、「とにかくクレージーに、何をやってもいいよ! あらゆる客層が入っているからね! 」と言われ、余計に困惑。

「私はみんなを喜ばせるために頑張ったの」というシャーリーズ。番組では、突然セクシーな音楽が流れたり、化学の周期表が出てきたりして、最後まで大人向けの番組なのか子供向けの番組なのか分からず混乱したという。

司会者のジミーは「たぶん、君みたいな美人を捕まえるための薬の作り方を教えてたんだよ」と言い、シャーリーズも大ウケ。

【動画2】衝撃! 二日酔いでスカイダイビング


シャーリーズの母はプロのスカイダイバーで、シャーリーズは母のかっこいい写真を見て育ったという。ところが母は「絶対にスカイダイビングをしちゃダメ! 」と言っていたそうだ。「でもどんなふうに感じるのかやってみたかったのよ」と、人生で初のスカイダイビングにチャレンジすることになった。

二日酔いで当日に臨んだシャーリーズ。飛行機の中でパートナーのスカイダイバーと背中をくっつけた状態でいるときに、パートナーがいびきをかいていることに気づく。司会者ジミーは「シャーリーズ・セロンとくっついているのに居眠りするなんて、頭おかしいよ! 」と言い、会場はそれに同意するかのように大盛上がり。

スカイダイビング体験が気に入った様子のシャーリーズ。「すばらしい経験をしたわ。私は高いところは好きじゃないんだけど、飛び降りるときに、リードをとりたくなった」と満足気に語った。しかし、母に電話すると「もう二度としないこと! 」と憤慨したそうだ。

【動画3】「愛ってこういうこと? 」司会者の股間をタッチ


「スノーホワイト」はよく知られているディズニーの「白雪姫」と違って、シャーリーズ曰く「超カッコイイ白雪姫」の話だそうだ。

邪悪な女王ラヴェンナの役を演じるシャーリーズは、「誰もが知っている役を、知られていないような姿で表現するのが楽しい」とコメント。「あと、みんなを怒鳴りつけたり命令したりするのも楽しいわ。撮影が終わった今でもやってるの」と、命令好きな「S」の一面を大胆に告白した。

こんなに美人なシャーリーズだが、学校のダンスパーティーでだれも相手がいなかった意外な事実を明かす。「この男の子と踊ると確信していて、母に赤いドレスを買ってもらったのに、相手役を頼まれなかったのよ」と悲しい過去を冗談交じりに話した。

ここで、同じく高校卒業のプロムで相手がいなかった司会者のジミーが、ダンスの相手に贈るコサージュをシャーリーズの手首につける。ここで記念撮影をすることになり、高校時代のジミーの等身大パネルが登場。

カメラを覗きながらジミーが「あまり愛し合ってるように見えないな」と言うと、シャーリーズは「愛ってこういうこと? 」とパネルの股間をタッチ。ジミーも観客もこれには大喜びだった。

映画「スノーホワイト」は6月15日に公開。明るくサービス精神たっぷりな彼女だが、どのように悪の女王を演じるのか注目だ。