Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

マライア・キャリー、13億円で「アメリカン・アイドル」新審査員就任か

2012年7月23日
人気歌手マライア・キャリーが、米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員に就任する見込みであることがわかった。

米Deadlineが伝えたところによると、マライア・キャリーは、米FOXで放送されている「アメリカン・アイドル」の新審査員に就任するために最終的な交渉段階にあるという。出演料は1年間で1700万ドル(約13億6000万円)と伝えられている。これは同じくFOXで放送されているライバルオーディション番組「X ファクター」の審査員に就任したブリトニー・スピアーズの出演料1500万ドル(約12億円)を上回る。

先日、「アメリカン・アイドル」の3人の審査員の内、スティーブン・タイラーとジェニファー・ロペスが降板を発表。番組は全米各都市で間もなくスタートするオーディションの収録のために一刻も早く新しい審査員を確保しないといけない状況におかれており、マライアが出演合意に至るのは秒読みだと見られている。

マライヤの就任が決定し、シーズン1から審査員を務めるランディ・ジャクソンが番組に残ったとしても、まだ3人の審査員席の内、1つは空席の状態。他の候補として、アダム・ランバート、マイリー・サイラス、ニッキー・ミナージュ、ケイティ・ペリー、ブラック・アイド・ピーズのファーギーとウィル・アイ・アム、チャーリー・シーン、ジェリー・ルイスらの名前が挙がっているが、まだ確定的な情報はない。

また、先日、大御所歌手のアレサ・フランクリンがぜひ審査員を務めたいと名乗りをあげたこともあり、最後の一席をめぐる状況はまだ混沌としている。

来期12シーズン目を迎える「アメリカン・アイドル」。かつては、非常にオリジナリティのあるオーディション番組として、常に高い視聴率を稼ぎ出してきた。しかし、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラをそれぞれ擁する「X ファクター」、「ザ・ヴォイス」などライバルオーディション番組の台頭により、競争が激化。視聴率も低下し、先週発表されたエミー賞のノミネーションでも、9年連続で続いてきた、リアリティ・コンペティション部門の作品賞のノミネーションから漏れるという自体となった。

現在、「アメリカン・アイドル」は大幅なコストカットを迫れられる反面、魅力アップのためのてこ入れをするという難しい課題を突きつけられており、今後も余談を許さない状況が続く。

そのような中で、マライア・キャリーが審査員に就任しそうだというニュースは朗報だろう。さらにもう一人の審査員が誰になるのか、注目だ。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ