「デクスター」シーズン8以降も放送続行なるか? 放送局、出演者が意味深発言

シーズン8で放送が終了する予定の人気海外ドラマ「デクスター ～警察官は殺人鬼」が、それ以降も継続するかもしれないと伝えられている。

アメリカで2006年から放送スタートした「デクスター」は、マイアミ警察殺人課で働くデクスターがスタイリッシュな殺しを繰り返す殺人鬼というユニークな設定。悲劇と喜劇を掛け合わせた斬新な演出が成功し人気を博したが、6月末に、来年放送されるシーズン8で番組が終了することが製作総指揮者によって発表された。

しかし、7月30日、「デクスター」の放送局であるShowtimeの社長デヴィッド・ネヴィンズが、シーズン8で終了することについて「計画変更もありえる」と発言。ファンに大きな期待を与えた。

このネヴィンズ社長の発言について、主人公のデクスター・モーガン役を演じているマイケル・C・ホールは、「シーズン8以降も続くことを想像することは難しい。でも、自分はシーズン1を終えた直後にも、“ここで番組を終わらせた方がいいだろうな"って思った人間だからね。シーズン8以降も続くことに関しては、可能性がないわけではないと言っておくよ」とコメント。さらに、「でも、感覚的には終わりに向かっていると感じるけどね」とも述べた。

マイケル演じるデクスターは、シーズン6で、これまでにないピンチに追い込まれた。このシーズン6に関してはあまり良い内容ではなかったという批評も出ているが、その事について聞かれたデボラ・モーガン役のジェニファー・カーペンターは、「シーズン7の撮影に入る前に、この批評を聞いていたら、きっとものすごく傷ついたでしょうね。でも、次がどんなシーズンになるのか知っているから大丈夫。素晴らしい物語を見せられることについて、とても嬉しく感じているわ」と返答。シーズン7のプレミアに期待してほしいと語った。

なお、番組製作総指揮者のスコット・バックは、デクスターがどのように危機を乗り越えるかについて、「デクスターは連続殺人鬼だからね」と意味深な発言をしている。

気になる「デクスター」シーズン7のプレミアは、アメリカで9月30日に放送される予定。