ギャラが一番高いのは誰? TV番組出演料ランキング発表

米TV Guideが8月8日、毎年恒例となっている、テレビ番組の主演役者、司会者、リアリティ番組の審査員、スター、テレビニュース番組のアンカーらの出演料ランキングを発表した。

この番付は、同誌の、芸能事務所や制作スタジオの上層部への聞き込みをもとに作成されたもの。

全体的にみて、ここ数年の間、出演料は右肩下がりになっているとのこと。「数年前7万5000ドル(約600万円)稼いでいた役者が、今では5万～6万ドル(約400万〜480万円)のオファーしか受けない」「舞台で活躍している役者がテレビに進出したことにより、出演料が低下するようになった」という話も紹介。

一方で、リアリティ番組審査員への出演料は増える一方。有名人に高額のギャラを支払い出演してもらうのは、番組にとって投資であると説明している。

2012年度TV Guide「TV番組出演料ランキング」は以下の通り。

ドラマ部門では「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」のマーク・ハーモンが、コメディ部門では「ハーパー★ボーイズ」のアシュトン・カッチャーがトップ。リアリティ番組部門では「アメリカン・アイドル」新審査員に就任したマライア・キャリーが13億6000万円でトップとなった。


【ドラマ】

マーク・ハーモン　「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」: 50万ドル(約4000万円)/エピソード
エレン・ポンピオ　「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」: 35万ドル(約2800万円)/エピソード
ケヴィン・ベーコン　「The Following」: 17万5000ドル(約1400万円)/エピソード
ルーシー・リュー　「Elementary」: 12万5000ドル(約1000万円)/エピソード
スティーヴン・アメル　「Arrow」: 3万ドル(約240万円)/エピソード


【コメディ】

アシュトン・カッチャー　「ハーパー★ボーイズ」: 70万ドル(約5600万円)/エピソード
ケイリー・クオコ　「ビッグバン☆セオリー ギークなボクらの恋愛法則」: 30万ドル(約2400万円)/エピソード
「モダン・ファミリー」の成人主要キャストたち: 17万5000ドル(約1400万円)/エピソード
リー・ミッシェル　「glee」: 7万5000ドル(約600万円)/エピソード
クリスタル・ザ・モンキー　「Animal Practice」: 1万2000ドル(約96万円)/エピソード


【深夜番組】

デヴィッド・レターマン: 2800万ドル(約22億4000万円)/年
ジェイ・レノ: 2500万ドル(約20億円)/年
ジョン・スチュワート: 1600万ドル(約12億8000万円)/年
クレイグ・ファーガソン: 800万ドル(約6億4000万円)/年
チェルシー・ハンドラー: 800万ドル(約6億4000万円)/年


【デイタイム/シンジケート番組】

ジュディ シンドリン　「Judge Judy」: 4500万ドル(36億円)/年
ジョー・ブラウン　「Judge Joe Brown」: 2000万ドル(16億円)/年
ケリー・リッパ　「Live! With Kelly」: 2000万ドル(16億円)/年
シェリー・シェパード　「The View」: 150万ドル(1億2000万円)/年
マリオ・バターリ　「The Chew」: 6000ドル(約48万円)/エピソード


【リアリティ番組】

マライア・キャリー　「アメリカン・アイドル」: 1700万ドル(約13億6000万円)/シーズン
ハワード・スターン　「America’s Got Talent」: 1500万ドル(約12億円)/シーズン
ポーリー・デルベッキオ　「JerseyShore～マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ～」: 17万5000ドル(約1400万円)/エピソード
ベティ・ホワイト　「Off Their Rockers」: 5万ドル(約400万円)/エピソード
ランドリー・ファミリー　「Swamp People」: 2万5000ドル(約200万円)/エピソード


【ニュース番組】

マット・ロウアー　「Today」: 2150万ドル(約17億2000万円)/年
ビル・オライリー　「The O’Reilly Factor」: 1500万ドル(約12億円)/年
ダイアン・ソイヤー　「ABC World News」: 1200万ドル(約9億6000万円)/年
アンダーソン・クーパー　「Anderson Cooper 360」「Anderson Live」: 1100万ドル(約8億8000万円)/年
ロビン・ミード　「HLN anchor」: 75万ドル(約6000万円)/年