『ザ・ホワイトハウス』ジャネル・モロニー が極悪犯罪者の愛人役に

米NBC局の大人気ドラマ『ザ･ホワイトハウス』のドナ（ドナテラ）・モス次席補佐官アシスタント役を演じているジャネル・モロニーが、全米を震撼させた極悪犯罪者の元愛人の役に挑戦する。

ジャネルが演じるのは、2002年のクリスマス・イブに失踪した妊娠7ヵ月半の妻レイシーを殺害し海に遺棄したとして、昨年末に死刑を宣告されたスコット･ピータソンの元愛人、アンバー・フレー。

妻が失踪した当時は、メディアに頻繁に登場し途方に暮れる夫を演じたスコット・ピータソンだが、早々に家を売却したり、多額の保険金を受け取るなど数々に疑惑が発覚し、レイシーとその胎児が、次々にバークレイのマリーナで発見された直後に殺人罪などで逮捕された。疑惑の中には、独身と偽って付き合っていたアンバー・フレーとの関係が含まれており、彼女は「妻子殺しスコットの元愛人」として注目を浴び続けている。

事件がテレビで騒がれるようになった後も、警察に協力しながらスコットと連絡を取り合っていたアンバーは、裁判が終わるまでメディアには登場せず、その後、ベストセラーとなった本「ウィットネス」を出版。このテレビ権をCBSが取得し、今回ドラマ化されることになった。ドラマのタイトルや放送日程は、まだ発表されていない。

ブロンドで美人のシングルマザー、アンバー・フレーを、ジャネル・モロニーがどう演じるのか注目されている。