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「新ビバヒル」アナリン・マッコード、「性的暴行を受けたことがある」と衝撃の過去を告白

2012年10月1日
人気海外ドラマ「新ビバリーヒルズ青春白書」でワガママで裕福なお嬢様ナオミ役を好演しているアナリン・マッコードが「過去に性的暴行を受けたことがある」と告白し、話題を集めている。

22日、アナリンは、人身売買や現代にはびこる奴隷制度を廃止させることを目的に活動する団体「ソマリー・マム・ファウンデーション」主催のイベントに登場。

イベント中、アナリンは「この中に、今までレイプされたことがある人は居ますか? 性的虐待を受けた人は? 権利を持っていないから『イヤ』と言うことができない? 私は分かるの。それがどんな気持ちなのか」と演説。

「(被害を受けた)少女たち同様、私にも、とても似たような経験があるわ。“それ”は、私と知人の間に起こったことよ。声が出ないって非常に興味深いことだわ。それは、攻撃とかそういったことじゃないのよ。ただ声がでなくなって、『“これ”を望まないわ。私に“これ”をしないで!』って言いたいのに、どう言葉にすれば良いか分からなくなったの」

続けて「私は“声”が出ないし、抵抗できなかった。でも、今なら声を大にして言える。そして、私の“声”を被害を受けた他の人たちに向けても使えるように、声を出す練習をしているわ。恥ずかしいと思って、今までこの経験は公にしたことはなかったけど、良識ある今、私は利用されたんだってことが分かったの」と語った。

アナリンのこの勇気ある行動に「新ビバヒル」の共演者であるシェネイ・グライムスは「私のお姉さん、アナリンを心から誇りに思う。ハードワークであるにも拘わらず、彼女は何年にも渡ってソマリー・マム・ファウンデーションと活動しているわ。この問題への彼女の献身ぶりは信じられないぐらいよ」とツイートしている。

数年に渡って「ソマリー・マム・ファウンデーション」と活動しているアナリンは、被害者に会うために時々カンボジアを訪れているという。ドラマでは意地悪でワガママな役柄を演じているアナリンだが、プライベートでは、人の痛みが分かる心優しい女性のようだ。
 
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