Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

巨匠スティーヴン・スピルバーグが学習障害を告白

2012年10月2日
インタビューに答えるスティーヴン・スピルバーグインタビューに答えるスティーヴン・スピルバーグ
米CelebTVより
「E.T.」「未知との遭遇」「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」シリーズなどの映画監督として知られる巨匠スティーヴン・スピルバーグが、幼い頃から学習障害の一つである難読症をわずらっていたことを告白した。

米E!Onlineによると、スピルバーグは、「Friends of Quinn(原題)」という学習障害者のためのウェブサイトのインタビューを受けた際、5年前に医者から難読症と診断されたことを告白。彼が幼少期を過ごした1950年代では難読症についての研究もそこまで進んでいなかったことから、最近になるまでわからなかったのだそう。

現在66歳であるスピルバーグは、幼い頃から読むことが遅く、それが原因でいじめにもあっていたという。「私の場合は少なくとも2年間読むことができなかった。2年間同級生から遅れをとっていたわけだね」と話すスピルバーグ。「クラスでみんなの前に立って読むことが怖かった」と当時を振り返った。

それでも、「被害者だと感じることはなかった」とスピルバーグ。当時いじめを受けていた子供たちをヒントに映画「グーニーズ」が作成されたことも明かし、「映画を作ることで羞恥心から解放された」と、彼にとっての映画の存在の重要性を語った。

未だに難読症の症状はあるようで、他の人たちがさらっと読んでしまえる台本でも、読むのに時間がかかることもあるのだとか。

これまで数多くのスターたちが難読症を告白してきたが、大きな壁を乗り越えたからこそ彼らの今があるのかも知れない。来年4月全国公開予定のスピルバーグ監督最新作「リンカーン」にも期待が高まる。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ