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史上最高齢全米No.1歌手、トニー・ベネット、ガガの次はアギレラがお相手[音源あり]

2012年10月18日
昨年、レディー・ガガや故エイミー・ワインハウスと共演した『デュエッツⅡ』で史上最高齢全米No.1アルバム記録を樹立したジャズ歌手、トニー・ベネット(86歳)。早くも『デュエッツⅡ』の続編といえるシリーズ第3弾、『ビバ・デュエッツ』を10月24日に発売。

海外ではアルバムからクリスティーナ・アギレラとのデュエット曲「Steppin’ Out With My Baby」を急遽シングル・リリースすることが決定。その音源がオフィシャル・サイトにて全世界に公開された。

【音源】「Steppin’ Out With My Baby」



スタンダードの名曲中の名曲を歌うクリスティーナ・アギレラの歌の巧さに改めて驚く方々も多いはず。そしてトニー・ベネットがスタイリッシュでさりげない、余裕のパフォーマンスで応酬。アメリカ音楽の奥深さを感じる共演となっている。

クリスティーナ・アギレラとトニー・ベネットは実はこれまで何度もこの曲を一緒にパフォーマンスしている。2006年のトニー・ベネットのNBCスペシャルや2007年のエミー賞受賞式、サタデー・ナイト・ライヴや2008年のグラミー賞などで競演。二人にとってはまさに十八番のナンバー。遂に今回アルバムで初めて披露されることになった。

【動画】2007年エミー賞授賞式での競演ライヴ映像



86歳になった今年も「まだまだ現役」どころか、更なる挑戦と創造活動を続けているトニー・ベネット。今回のデュエッツ企画第3弾『ビバ・デュエッツ』はクリスティーナ・アギレラを始めとして、ジェニファー・ロペスの元旦那マーク・アンソニー、グロリア・エステファン、など共にラテン系のスーパースターと共演した豪華な作品となっている。

前作『デュエッツⅡ』では、データ交換で世界どこでもデュエット出来る今の時代において、あえて世界各地を飛び回り、各共演者とスタジオで一発録りのデュエットを行ったその制作方法が評価され、史上最高齢でのグラミー3部門受賞を果たした。

本作も同様の録音方法が採られており、秋の夜長にぴったりな、オシャレで、ゴージャスな素敵な一枚となっている。

そんなトニー・ベネットは、『ビバ・デュエッツ』の後の更なる新作をレディー・ガガと制作予定であることを『Rolling Stone』誌のインタビューで明かした。『デュエッツⅡ』では「ザ・レディ・イズ・ア・トランプ」を共演した二人だが、レディー・ガガがニュージーランド滞在中にトニー・ベネットに「一緒にジャズ・アルバムを作りたい」と電話し、トニー・ベネットも「それはいい!」と快諾したとのこと。発売時期は不明だが、2人はビッグ・バンドおよび“とても有名な”ソングライターと一緒にコラボするという。ソングライターの名前を明かさないのは「僕らがやる前に取られなくないから」だそうだ。
 
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