女優シャーリーズ・セロンが中世スコットランドが舞台の新作大河ドラマを制作

映画「モンスター」「スノーホワイト」で知られるアカデミー女優シャーリーズ・セロンが企画する新作ドラマを、米ABCが発注したことが明らかになった。

米Hollywood Reporterによると、ABCは、シャーリーズが手掛ける新作大河ドラマ「The Clan」の企画を発注。この作品は中世のスコットランド高地地方を舞台に、スコットランドの氏族同士の戦い、侵略するバイキングとの戦いを描いた壮絶なドラマになるという。

脚本は、「ホテル・ルワンダ」でアカデミー脚本賞にノミネートされたことがあるテリー・ジョージが執筆。監督と製作総指揮者も務める。製作総指揮には、制作会社デンバー&デリラを立ち上げたシャーリーズも参加する。

シャリーズは、「イーグル・アイ」のジョン・グレンと共同で手掛けるドラマシリーズ版「Hatfields & McCoys」と、「カリフォルニケーション」のジーナ・ファットーレと共同で手掛けるファミリードラマ「Holiday」の企画をNBCに売却しており、「The Clan」は今期発注された3作目の企画となる。

「モンスター」では体重を14キロ増やし、現在制作が進んでいる新作映画「Mad Max:Fury Road(原題)」のために剃髪したと伝えられているシャリーズは、プロデューサーとしても活躍。主演映画「モンスター」「Sleepwalking」「ヤング≒アダルト」では、プロデューサーも務めた。現在は、HBOで放送される予定の「Mind Hunter」のドラマ化企画を、デヴィッド・フィンチャーと共に進めているほか、シリアで死亡した米国人戦争特派員メリー・コルビンを描いた映画に主演・プロデュースする契約交渉を行っていると伝えられている。