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L.A.ギャラクシー退団のベッカム様、次はどこに行く?

2012年11月22日
11月19日、 米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のL.A.ギャラクシーを退団することを発表したイギリス人サッカー選手のデヴィッド・ベッカムの今後の去就に関して、英メディアが様々な予測をたてている。

デヴィッドは、来月行われるMLSカップ決勝戦を最後にL.A.ギャラクシーを退団することを発表。今後については年末年始まで決定しないとしている。20日、英メディアは、元イングランド代表主将を務めた英雄デヴィッドの今後についてを予測する記事を一斉に掲載した。

妻ヴィクトリアとの間に4人の子供をもうけているデヴィッドは、英音楽プロデューサー、サイモン・フラーのXIX Entertainmentにマネージメントを任せている。デヴィッドは19日、「選手としてのキャリアを終える前に、最後の挑戦を経験したいんだ」と発言。「これからもMLSとは関係を続けていきたい。将来は買収したいという野望を持っている」とも明かした。

英BBCと英新聞は、37歳のデヴィッドがアメリカ国内におけるサッカーの人気を高めたと指摘。L.A.ギャラクシーを退団後は、ほかの外国に行き、彼の知名度を利用して、その国でのサッカー人気を高めることに貢献できるのではないかと提案した。

英The Guardianは、オーストラリアのサッカー・クラブ、パース・グローリーとメルボルン・ハートの2チームが、デヴィッド取得に興味を示していると報道。メルボルン・ハートのオファーを出す方向で進んでいるというコメントを紹介した。パース・グローリーも19日にTwitterで「レースは始まった」と意味深いツイートをしており、オファーを出すことは確実だと見られている。

また、他の新聞は、 デヴィッドは中国、アラブ首長国連邦、パリ、イギリス、ブラジルからのオファーしか受けないようだと報道。「デヴィッドがどこへ移籍しようが、MLSでの波乱に富んだキャリアには終わりを告げることになる」と記載した。

英The Independentは、「ギャラクシー探求の終わり:デヴィッド・ベッカムは来月でLAのチームを辞める」という見出しで報道。「彼のブランドと才能の効果により、同チームはアメリカで高い知名度を得た」と綴り、今後は、サッカーの知名度が低く、メディアやファンの注目を得る必要がある国へ行くべきだと提案した。

一方、英The Telegraphは、デヴィッドはLAチームのファンといざこざを起こしていたと指摘。ヨーロッパに頻繁に戻っていたため全試合に出れなかったことでファンを怒らせ、「家に帰れ!」「パートタイム選手」と批難するボードをあげられたことがあったと厳しい内容の記事を掲載していた。

アスリートとしての輝かしい実績に加え、その抜群のルックスから、TVやCMに引っ張りだこのデヴィッド・ベッカム。2007年以降はLAのチームに所属したことにより、より“セレブ”としての色をより強めてきた感がある。まだサッカー選手を引退するまでにはもう少し時間があるかもしれないが、セレブもしくは事業家としての基盤を着実に固めていきたいところだろう。とすれば、どの国に行くのが一番得策か? そんな観点からデヴィッドは考えているのかも知れない。
 
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