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失礼な服装が原因? ジャスティン・ビーバー、祖国カナダでまさかのブーイング

2012年11月27日
カナダ首相と握手するジャスティン・ビーバーカナダ首相と握手するジャスティン・ビーバー
Twitterより
人気歌手のジャスティン・ビーバー(20)が、11月25日(日)、カナダ・トロントで開催されたのスポーツイベントに登場するも、観客からブーイングされてしまった。

カナダ出身のジャスティン。先ほど行われたAMA(アメリカン・ミュージック・アワード)では見事、アーティスト・オブ・ザ・イヤーなど3冠を受賞。久しぶりに帰った祖国では、暖かい歓迎を受けるはずであった。

ところが、トロントで日曜日に開催された、カナダのフットボールの最高の大会である、「グレイ・カップ」のハーフタイムショーに登場したジャスティンを待っていたのは、観客からの手厳しいブーイングだった。またこの日、ジャスティンと一緒に同イベントに出演したカーリー・レイ・ジェプセンもブーイングで迎えられた。

世界的な人気を得たジャスティン。カナダを代表するアーティストの一人といってもいいだろう。しかし、彼のファンは若い女性が中心。この日、スタジアムに集まったのは、中高年の男性が中心。ジャスティンが得意とするオーディエンスとはかけ離れていた。

また、ブーイングの直接的な原因になったかどうかは定かではないが、ジャスティンはこの2日前、カナダの首相スティーブン・ハーパーから、名誉ある「ダイアモンド・ジュビリー・メダル」を直々に授与される式典において、Tシャツにオーバーオールを着て、ベースボールキャップを前後反対にかぶる、いうカジュアルな格好で現れ、批判を受けていた。

首相も自身のツイッターで、「私もオーバーオールを着てくればよかった、と彼に言ったよ」と皮肉混じりのつぶやきを投稿していた。

予期せぬブーイングを受けてしまったジャスティンだが、それに反応はせず、「Beauty and the Beat」「Boyfriend」など、自身の曲をメドレーで披露。その後、ツイッターで「自分の国のためにパフォーマンスできて名誉でした。後半戦もがんばってください」とつぶやいた。

地元の新聞は、ジャスティンが1年前に米ホワイトハウスでオバマ大統領のためにパフォーマンスした時のことを持ち出し、その際、ジャスティンは白のタキシードを着ていたことを指摘している。やはり、前々日のジャスティンの服装に問題があったという見方だ。

服装についての批判する記事に対してジャスティンはツイッターで次のように答えている。

「僕と首相の写真は、僕がその日、パフォーマンスをしたアリーナの中にあったんだ。僕は首相に会うために(会場から)まっすぐ歩いてきたんだ。もし、“ハーレイ”(ジャスティンを批判する記事を書いたライター)が服を替えるべきだっていうんなら、その時間きっちりにスーツを借りれるようにしてくれなきゃ。無茶だよ。彼(首相)の家に入っていくっていう状況じゃなかったんだ。僕らはホッケーのアリーナにいたんだ・・」

ジャスティンの言い分を見ると、ジャスティンが首相に会うために何も準備ができる状況ではなかったようだ。しかし、オーバーオール姿のジャスティンとスーツを着た首相が並ぶ写真は、ネット上を一人歩きし、メディアや一般の人の目にはショッキングな光景として映ってしまったようだ。
 
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