ハル・ベリー、引退宣言!? その理由とは? 元交際相手が実は“元夫”だった疑惑も

オスカー女優ハル・ベリーが、女優業を辞めると言い出しているという。その理由は、“娘のため”。米芸能情報サイトPerezHiltonが報じた。

11月22日(木)、アメリカでは感謝祭を祝うこの日に、ハルの元交際相手のガブリエル・オーブリーが、ハルの婚約者であるオリヴィエ・マルティネスと殴り合いの大ゲンカをし、暴行罪で逮捕された。約一週間ほど経ったガブリエルの腫れ上がった顔写真が、ケンカのヒドさを示している。

この一件を受け、ハルは娘のナーラちゃんとオリヴィエと共にガブリエルに対して29日(木)までの暫定的な接近禁止命令を得ているが、他方ガブリエルの方も、自分をコテンパンに殴りつけたオリヴィエに対し、接近禁止命令を勝ち取っている。この裁判の書類では、ハルがガブリエルの「元妻」と表記されていることから、2人は密かに結婚していたのではないかとの憶測を呼んでおり、事態はいっそう複雑化していくばかりである。

そんな中、ハルは娘のナーラちゃんを守るため、女優業を辞めることを考えているのだとか。ガブリエルとの親権“泥沼”裁判が始まって以来、ハルは娘を狙ってくるパパラッチに悩まされていたそう。世界中どこへいても、ハルと一緒にいれば必ず娘は写真を撮られてしまい、今やナーラちゃんは写真を撮られることが当たり前になってきている様子。こんな環境が、ナーラちゃんにとって良い、理想の環境とかけ離れていると、ハルは嘆いているそう。

そこでハルは、パパラッチの標的になりにくくなることを期待して、ここ数年にわたり仕事の数をぐんと減らし、ナーラちゃんと過ごす時間を増やそうとしていた。しかし、派手な裁判劇というかっこうのネタからパパラッチが手を引くことなど以ての外である。また、先日には、裁判所へ申し立てたナーラちゃんとのフランス移住許可が棄却され、途方に暮れたハルは、女優業を辞め、娘を守ることを考えるに至ったのだそう。

女優業を辞めたとしても、“泥沼”裁判が続く限りはパパラッチの標的になり続けるだろう。問題は彼女のキャリアにあるのではなく、元交際相手とのいさかいにあるのではないだろうか…?