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MTV「Jackass」の過激なスタント

2001年5月11日
過激なスタントをフィーチャーするMTV「Jackass」という番組が若者の間でヒットし、話題を呼んでいる。

「Jackass」は番組のホストであるジョニー・ノックスビルが過激なスタントを披露するというMTVらしい番組。坂からじゅうたんに包まって転がり落ちたり、火の中に入ったりとまったく不可解で危険なスタントが多い。

視聴者の中心は10代の若者たちで、そのようなスタントにあこがれる人々が多いらしい。ある視聴者の少年は自分の体に火をつけて大やけどを負った。番組内でノックスビルは防燃スーツを着てスタントをしていたのにもかかわらず、その少年は普通の服装で火をつけたらしい。

また、ノックスビルが走行中の車にわざとはねられるスタントをしたのを見たケンタッキー州に住む少年4人組が、スタントのまねをして、走行中の車に身を投げ出し、そのうち一人が足の骨折をして話題になった。そこでその4人は補導され、このたび法廷で免停及び50から100時間のボランティア活動を命じられた。

この事件の結果、MTVでは番組の放送間に「危険なので決して真似をしないでください」というメッセージを出したり、ホストのノックスビルが直接そのメッセージを伝えながら放送することになった。

真似をした少年たちは処罰されたが、そもそもこのようなばかげた番組を制作・放送し始めたMTVに一番の責任があるのではないか。
 
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