タランティーノ監督も大ファン! 人気海外ドラマ「ママと恋に落ちるまで」、シーズン9放送決定

米CBSネットワークで放送されている人気海外ドラマ「ママと恋に落ちるまで」シーズン9の制作・放送されることが明らかになった。

「ママと恋に落ちるまで」は、父親テッドが自分の子供たちにどうやって子供たちの「ママ」に出会ったかを語っていく構成の作品。これまで番組には様々な女性キャラクターが現れたが、いまだに子供たちのママは登場しておらず、最終シーズンで明かされるのではないかと見られている。

現在アメリカで放送中のシーズン8は視聴者数870万人をマークしており、安定した人気を誇る番組として知られている。業界人にもファンが多く、鬼才クエンティン・タランティーノ監督も同作品の大ファン。「第一話から見ている。全話見続けている唯一の番組だよ」と公言している。

米TVガイドは12月22日に局の情報筋からの話として、「CBSと制作会社20世紀フォックスとのライセンス契約が成立すれば『ママと恋に落ちるまで』シーズン9が制作されるだろう」と報道。番組制作チームも同日、Twitterで、「シーズン9制作が公式に決定した。やった～!」とツイートした。

番組のクリエーターのカーター・ベイズは、脚本家たちや5人の役者の契約がシーズン8で切れることを明かしており、昨年から、シーズン8で番組終了になるかもしれないと示唆してきた。

先日も、「新年をむかえる前に解決したいと思っているんだ。それよりも早く、番組が継続するのかどうかを知らされると思うけれどね。1月にはどうなるのか発表できると思うよ。妙な状況だけど、どちらにせよハッピーだと思うよ。我々はここで働くことが好きだし、この仕事が好きだし、シーズン9を素晴らしい内容に仕上げることができると感じるから、ぜひシーズン9を制作したいと願っているけれどね。もし、シーズン8で終わったとしても、素晴らしい作品だったと言い切ることができるけれどね」と発言。

シーズン8の後半の脚本執筆に着手する前に、シーズン9を制作するのかどうか、知りたいと語ったばかりだった。

おそらくファイナルとなるシーズン9で明かされる母親となる女性を演じるのは誰なのか。すでに登場しているのではないかという説もあり、今後、ドラマがどのような展開を見せるのかが楽しみだ。