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“休業宣言”のレオナルド・ディカプリオが緊急来日! 「大好きな俳優業はやめないよ」

2013年3月2日
レオナルド・ディカプリオレオナルド・ディカプリオ
3月1日より全国で絶賛上映中の新作映画「ジャンゴ 繋がれざる者」のPRのため、人気ハリウッド俳優レオナルド・ディカプリオが緊急来日。3月2日(土)に東京都内で記者会見が行われた。

【こちらも注目】休業宣言のレオナルド・ディカプリオ、新作「ジャンゴ」PRのため緊急来日! 成田に笑顔で到着

昨日の夜に成田空港に到着したばかりのディカプリオ。会見場には、黒のシックなスーツ姿で現れ、ポケットに手を入れながらさっそうと登壇すると笑顔で会見に臨んだ。

ディカプリオといえば先月、雑誌のインタビューで「正直、くたくただよ。長い長い休暇を取ることにした」と休業宣言ともとれる発言をし話題を呼んだばかり。

今回の来日記者会見が休業宣言後、初の公の場とあって記者から早速、休業宣言について質問されると「2年で3本の映画を撮ったから、少しだけ休みたいと言ったら、まるで俳優業を辞めるような記事にされてしまったんだ。大好きな俳優業を辞めるつもりはないよ」と明言。

「プレスにちょっとしたことをしゃべっただけなのに、時々、まったく違った意味として活字にされてしまうことがあるんだよね」と苦笑いしてみせた。

2010年に映画「インセプション」のPRで来日して以来、今回で8度目の日本となるディカプリオ。記者から今回の来日で行きたい場所や、やりたいことはあるかと聞かれ、「京都に行くのをすごく楽しみにしてるんだ。過去に5回は行ってるよ。ガイドの人がウンザリするくらい、いろんな寺院を見てまわるのが好きなんだ」と発言。

実は寺院が好きすぎて、「両親からは寺院マニアと呼ばれているくらいなんだ。お寺をみてると大昔にタイムスリップしたような気分になれるしね」と意外な一面を明かした。



ディカプリオは「ジャンゴ」で、自身初となる本格的な悪役に挑戦。本作で演じた冷酷な農場主カルヴィン・キャンディ役についての感想を聞かれると次のように回答。

「僕が演じたキャンディ役というキャラクターについては、監督のクウェンティン・タランティーノにたくさん意見を出しながら一緒に作り上げていったんだ。よく俳優は悪役をやるのが一番楽しいって聞くけど本当だね。すごく楽しかったよ。しかもキャンディはケタはずれの悪役なので、ある意味やりやすいくらいだったな」

また、本作の撮影で一番印象に残っている裏話も披露。「テーブルを激しく叩きながら話すシーンで、置いてあったシャンパングラスを誤って叩いてしまい、ガラスが手に刺さってしまったんだ」

「当然、血が出てきけど、そのとき僕が思ったことは、まず“痛い”ということ。そして“俳優としては、このハプニングはラッキーかも”と考えたんだ。より臨場感と迫力が出るからね。だからそのまま演技を続けたら、見事、監督はその時のシーンを使ってくれたよ。撮影中はみんなギョッとして心配そうな顔をしていたけどね(笑)」とコメント。

俳優として、これからもたくさんの役をこなしていきたいと語るとともに、本作が日本でも多くの人に気に入ってもらえることを願っていると加え、会場をあとにした。

「ジャンゴ」は先日開催された第85回アカデミー賞で、監督のクエンティン・タランティーノが脚本賞に輝いたほか、ドクター・キング・シュルツ役を演じている俳優クリストフ・ヴァルツが助演男優賞を受賞している。



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【動画】「ジャンゴ 繋がれざる者」予告編


■ 作品情報

1859年のアメリカ南部を舞台に、奴隷のジャンゴが生き別れた妻を探すため、賞金稼ぎのキング・シュルツと組み、ディカプリオ演じる悪徳農場主カルヴィン・キャンディと“生きるか死ぬか”の壮絶な闘いを繰り広げる。

3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。

監督: クエンティン・タランティーノ
出演: レオナルド・ディカプリオ、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン 
配給: ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント
公式サイト://www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/
 
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