ウィル＆ジェイデン・スミス、親子そろって3年ぶり爆笑記者会見! 再共演の理由はジャッキー・チェン？

映画「シックス・センス」M・ナイト・シャマランが監督を務めたSF超大作「アフター・アース」のプロモーションのため、ウィル・スミス&ジェイデン・スミス親子が、5月2日(水)、都内にて行われた来日記者会見に登場。会見は終始ほのぼのとした雰囲気で進行し、会場が笑いに包まれるシーンが幾度となく見られた。

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親子初共演作「幸せのちから」(06’)以来、7年ぶりの共演となるウィル&ジェイデン親子だが、今回の再共演はウィル曰く、ジェイデンがジャッキー・チェンと共演した「ベスト・キッド」(10’)がきっかけなんだとか。ウィルは「『ベスト・キッド』をジャッキーと撮影していたとき、ジェイデンがあまりにも楽しそうだったからジェラシーを感じたんだ。『オレは父親だぞ!』ってね」と語り、会場の笑いを誘った。

ウィルが原案を執筆した本作は、環境汚染、地殻変動により人類がいなくなった1000年後の地球を舞台に繰り広げられるサバイバル・アクション。人間を殺そうとする凶暴な生物が支配し、薬なしでは満足に呼吸することもできない状態の地球に不時着してしまったジェイデン演じる士官学校の訓練生キタイが、墜落時に負傷してしまった偉大な軍人でありキタイの父サイファ(演: ウィル・スミス)の代わりに自分たちの星に帰るための緊急シグナル“ビーコン”を探すというもの。

本作のポスターは、未知なる旅に恐れを抱くキタイと息子を見守るサイファの写真が使われているが、ウィルは息子と一緒に映っているこのポスターが大のお気に入りのよう。この日の会見でもウィルは「ジェイデンの顔も良いよね。とても若くて恐れを感じている感じが」と発言した上で「自分(の顔)はもうベテランそのもの。とても落ち着いていて強靭な顔をしているよね」と話すと、「自分は船内にいて安全だったからああいう顔をしているんだよ」と息子ジェイデンから容赦ないツッコミが入る一幕も。

会見では終始おどけた調子だったものの、記者から「この映画からどういうことを受け取ってほしいか?」と問われると、2人の表情が一変。ウィルは「もし我々が地球を破壊してしまったらどんなことになるか考えてほしい。ジェイデンの世代は僕たちよりも問題がもっと深刻化すると思うんだ。だから僕たちがもっと関心を持たないと」と真面目な顔で熱弁。ジェイデンも「この映画は重要なことを訴えていると思うよ。この映画を見た人には自分が何ができるかと考えるきっかけにしてほしい」と語り、父親の意見を後押しした。

イベントの合間には、長々と話す父ウィルにジェイデンが、「僕が話す量が少なくなるから半分の量で喋って」とクレーム(?)を言ったり、ウィルが突然「父と仕事をするのはどうだったか?」「オレはヒーローだったか?」とジェイデンに半ば強引に質問をしたりと和気あいあいの様子だったウィル&ジェイデン親子。面白写真を無理やり撮ろうとする父ウィルにジェイデンは照れた顔を見せる場面も何回かあったものの、偉大な俳優ウィルを誇りに思っている様子だった。

「アフター・アース」は6月21日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。

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【動画】「アフター・アース」予告編



■映画情報

「アフター・アース」(原題: 「AFTER EARTH」)

父子が不時着したその惑星は、人類抹消の為に進化した1000年後の“地球”だった―――。

西暦3072年。人類は地球を去り、惑星<プライム>に移住していた。宇宙遠征で見知らぬ星に不時着してしまった伝説の兵士サイファとその息子キタイ。負傷した父の代わりに、帰るための緊急シグナル<ビーコン>を探しに行かねばならない息子に、父は「ここははるか昔、人類が捨てた地球だ」と告げる・・・。たった一人未知の星を進むキタイ。見たこともない凶暴な生物たちに次々に襲われ、やがてキタイの恐怖が最高潮に達したとき、彼の“恐怖”が呼び寄せてしまったものとは――。

2013年6月21日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開

監督 : M・ナイト・シャマラン(「シックス・センス」)
出演 : ウィル・スミス、ジェイデン・スミスほか

配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公式サイト: //afterearth.jp
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