“ネクスト・ジョニデ”アーミー・ハマーが初来日! パツパツ衣装の“ローン・レンジャー”天野っち登場に…

ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキーという映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作コンビが、ジョニー・デップと再タッグを組んだアクション・アドベンチャー映画「ローン・レンジャー」のプロモーションのため、本作で正義のヒーロー、ローン・レンジャー役を演じたアーミー・ハマー(26)が来日。東京・六本木で行われた記者会見に登場した。

本作は復讐に燃える悪霊ハンター“トント”と正義に燃えるヒーロー“ローン・レンジャー”が、巨悪な敵に立ち向かう姿を描いた西部劇。もともとは、1933年に連続ラジオドラマとして全米で放送がスタート。その後、1950年代にTVドラマとして放送され、アメリカの子どもたちまでも巻き込み大ヒット。同作は日本でも6年間放送され、全米同様、子供たちに大人気の作品となった。

4度目となる映画化プロジェクトで、見事、ローン・レンジャー役を射止めたのが、今回初来日を果たしたアーミー。「デスパレートな妻たち」「ゴシップガール」といったTVドラマで経験を積んだのち、1人2役を演じた映画「ソーシャル・ネットワーク」(10’)でトロント映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。その後「J・エドガー」「白雪姫と鏡の女王」などのハリウッド大作に出演。次回作にトム・クルーズとの共演作「0011ナポレオン・ソロ(原題: 「The Man from U.N.C.L.E.」)」への出演も決定するなど“ネクスト・ジョニー・デップ”として期待されている。

自身初となる来日を果たしたアーミーは、この日の会見にボーダーのカットソーに紺色のズボンというラフな格好で登場。タイトル・ロールであるローン・レンジャー役に決まったときの気持ちについて尋ねられると「もちろん、その知らせを聞いたときは興奮したよ! 『パイレーツ・オブ・カリビアン』を手がけてきた、ハリウッド最強のチームと言える人たちと仕事ができるというのは、またとないチャンスだからね。でも、それと同時に彼らの期待に応えないとというプレッシャーも感じたよ」と当時の心境を語った。

インディアンの保留地で多く撮影された本作だが、アーミー曰く、撮影場所は何にもなかったそうで、「一番近いホテルまで5時間もかかるものだから、撮影地である平原のド真ん中でキャンプをすることにしたんだ。撮影が終わると出演者、スタッフでキャンプファイアーを囲んで、近くにそびえたっているガケにプロジェクターで歌詞を映してカラオケ・パーティーをやったりしたよ」と驚きのエピソードを明かした。

この日のイベントには、本作の公開を記念して開催される「写真投稿コンテスト」で特別審査員を務める天野ひろゆき(キャイ～ン)と女優の平愛梨が登場。“タイト気味”のローン・レンジャー衣装に身を包んだ天野さんを前に、アーミーは「鏡を見ているみたいだ!」「僕の前にオーディションを受けてもらわなくて良かった!」と意外にも(?)大絶賛。

一方の天野さんは顔につけていた黒マスクがムレて悪戦苦闘していたものの、簡単な英語や身振り手振りを使って“トモサべ”(劇中で使用される“友”の意味)となったアーミーと談笑。最後、天野さんと平さんは20センチ以上もある台に上がり、196センチと高身長なアーミーとの写真撮影に応じていた。

「ローン・レンジャー」は8月2日(金)より全国にて公開。

--------------------------------------------------

【動画】最後に世界を救うのは正義か? 復讐か―? 「ローン・レンジャー」予告編



■ 映画情報

「ローン・レンジャー」

少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョン(アーミー・ハマー)を甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。

8月2日(金)より全国にて公開

製作 : ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー
監督 : ゴア・ヴァービンスキー
出演 : ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター

配給 : ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

公式サイト : //www.disney.co.jp/loneranger/