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「タイピスト!」監督&デボラ・フランソワ来日! デボラ“ライバル女優は殺すくらいの意気込み”!?
2013年6月26日
デボラ・フランソワ(左)、レジス・ロワンサル監督
8月17日(土)より公開となる映画「タイピスト!」のレジス・ロワンサル監督とヒロイン役のデボラ・フランソワが来日、舞台挨拶とQ&Aが行われた。
本作は、50年代のレトロポップな世界感満載なのに、ど根性のスポ根ストーリーという斬新な設定。また主人公のローズのドジでノロマな性格も憎めない天然さでキュートなキャラクターとなっており、各所で話題となっている作品だ。
ロワンサル監督とヒロイン役を務めたデボラは、6月24日(月)有楽町朝日ホールで行われたイベントに登場。映画鑑賞後の興奮冷めやらぬ中、黒のシックなワンピースのデボラと、黒のジャケット姿のロワンサル監督が登場すると拍手喝采。「可愛い!」との歓声も。
続くQ&Aでは、たくさんの質問が飛び交い、大いに盛り上がった。
Q1、「タイプライターコンテストが実際にあったと聞きました。映画化のきっかけを教えて下さい」
レジス・ロワンサル監督(以下監督)「ある日、タイプ早打コンテストのドキュメンタリーTVを見て、「クレイジーだ!」と驚き、この映画のストーリーを思いついた。3~4年かけてリサーチし、タイプライター早打チャンピオンにも会った。そしてロッキーみたいなスポ根映画にできないかと考えたんだ」
デボラ・フランソワ(以下デボラ)「私は女ロッキーってこと?」
監督「メンタリティはロッキーだよ」(会場笑)
Q2、「最初に脚本を読んでどうだった?」
デボラ「本当にこの役を演じたいと思った。他のライバルの女優は殺すくらいの意気込みだったわ」(会場笑)
Q3、「どのシーンが一番好きですか?(質問者は)ベッドで小悪魔的なポーズをとるシーンが好きでした」
デボラ「私もあのシーンが大好き。あれはアドリブなんです。50年代の女性なのに、ベッドに寝転がって足をあげるなんて!私がそうすると現場は爆笑だったんです。あとは、平手打ちのシーンが好き。ロマン・デュリスに仕返しをした感じです(笑)」
監督「ローズの誕生日にルイがプレゼントをするシーンが好きです。あとはパリで二人がさよならをするシーン。ジュテーム(愛している)というが、困惑するデボラが素晴らしかった」
Q4、「タイプライターはどのようにトレーニングされたのでしょうか?」
デボラ「スタントは一切ないんです。6ヶ月間トレーニングをしました。週3回コーチがつき、宿題もあり1日2~3時間の自己練習も毎日行いました。監督の要求も高く、優しくなかったので(笑)」
Q5、「色々なタイプライターが出てきますが、当時のものを集めるのは大変だったのでは?美術の面で苦労は?」
監督「確かに大変だった。世界各国からタイプライターを200台くらい集めたんだ!あの頃のタイプライターを、しかも2台同じものを揃えるのは至難の業だった。そして見つけても、どれもとても古いので、新しいものに見える様に手直しが必要だった。世界観は、観客が50年代にダイブするように細部までこだわり抜きました」
Q6、「デボラは、ローズにおけるタイプライターのような特技はありますか?」
デボラ「フランスにはこういうことわざがあります“何かに秀でた人は役者になっていない”(笑)」
Q7、「映画の中の色彩が印象的でした」
監督「バスルームから出てくるシーン、ネオンライトのラブシーンはヒッチコックのめまいをオマージュしています」
~最後にメッセージ~
デボラ「日本に戻って来れて嬉しいです。日本にくるチャンスはあったけど関東大震災の影響でなかなか来日は難しかった。また皆様にお会いできて本当に嬉しく思います」
最後、デボラ・フランソワは感極まりつつ日本への思いを語って、舞台挨拶を終えた。
映画「タイピスト!」は、8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。
■ ストーリー
1950年代フランス。女性たちは自由を求めて社会へ飛び出そうとしていた。そんな彼女たちの憧れNo.1職業は「秘書」。その中でも最も高いステイタスを得られるのは、当時一大競技として人気だった〈タイプライター早打ち大会〉で勝つことだった。
都会暮らしに憧れて、田舎から出て来たローズ(デボラ・フランソワ)は、保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)の秘書に応募。晴れて採用されるも、不器用なローズは、一週間でクビを言い渡される。「ただし──」と、意外な提案をもちかけるルイ。ローズの唯一の才能〈タイプの早打ち〉を見抜いたルイは、彼女と組んで世界大会で優勝するという野望を抱く。1本指打法から10本指への矯正、難解な文学書のタイプ、ピアノレッスン、ジョギング、心理戦の訓練……。めきめきと才能を開花させていくローズ、ところが―――。
■ 公開情報
「タイピスト!」
2013年8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
監督:レジス・ロワンサル
製作:アラン・アタル「オーケストラ!」 撮影監督:ギョーム・シフマン「アーティスト」
出演:ロマン・デュリス「スパニッシュ・アパートメント」、デボラ・フランソワ「ある子供」、ベレニス・ベジョ「アーティスト」
2012/フランス/111分/シネスコ/ドルビーデジタル
typist.gaga.ne.jp
本作は、50年代のレトロポップな世界感満載なのに、ど根性のスポ根ストーリーという斬新な設定。また主人公のローズのドジでノロマな性格も憎めない天然さでキュートなキャラクターとなっており、各所で話題となっている作品だ。
ロワンサル監督とヒロイン役を務めたデボラは、6月24日(月)有楽町朝日ホールで行われたイベントに登場。映画鑑賞後の興奮冷めやらぬ中、黒のシックなワンピースのデボラと、黒のジャケット姿のロワンサル監督が登場すると拍手喝采。「可愛い!」との歓声も。
続くQ&Aでは、たくさんの質問が飛び交い、大いに盛り上がった。
Q1、「タイプライターコンテストが実際にあったと聞きました。映画化のきっかけを教えて下さい」
レジス・ロワンサル監督(以下監督)「ある日、タイプ早打コンテストのドキュメンタリーTVを見て、「クレイジーだ!」と驚き、この映画のストーリーを思いついた。3~4年かけてリサーチし、タイプライター早打チャンピオンにも会った。そしてロッキーみたいなスポ根映画にできないかと考えたんだ」
デボラ・フランソワ(以下デボラ)「私は女ロッキーってこと?」
監督「メンタリティはロッキーだよ」(会場笑)
Q2、「最初に脚本を読んでどうだった?」
デボラ「本当にこの役を演じたいと思った。他のライバルの女優は殺すくらいの意気込みだったわ」(会場笑)
Q3、「どのシーンが一番好きですか?(質問者は)ベッドで小悪魔的なポーズをとるシーンが好きでした」
デボラ「私もあのシーンが大好き。あれはアドリブなんです。50年代の女性なのに、ベッドに寝転がって足をあげるなんて!私がそうすると現場は爆笑だったんです。あとは、平手打ちのシーンが好き。ロマン・デュリスに仕返しをした感じです(笑)」
監督「ローズの誕生日にルイがプレゼントをするシーンが好きです。あとはパリで二人がさよならをするシーン。ジュテーム(愛している)というが、困惑するデボラが素晴らしかった」
Q4、「タイプライターはどのようにトレーニングされたのでしょうか?」
デボラ「スタントは一切ないんです。6ヶ月間トレーニングをしました。週3回コーチがつき、宿題もあり1日2~3時間の自己練習も毎日行いました。監督の要求も高く、優しくなかったので(笑)」
Q5、「色々なタイプライターが出てきますが、当時のものを集めるのは大変だったのでは?美術の面で苦労は?」
監督「確かに大変だった。世界各国からタイプライターを200台くらい集めたんだ!あの頃のタイプライターを、しかも2台同じものを揃えるのは至難の業だった。そして見つけても、どれもとても古いので、新しいものに見える様に手直しが必要だった。世界観は、観客が50年代にダイブするように細部までこだわり抜きました」
Q6、「デボラは、ローズにおけるタイプライターのような特技はありますか?」
デボラ「フランスにはこういうことわざがあります“何かに秀でた人は役者になっていない”(笑)」
Q7、「映画の中の色彩が印象的でした」
監督「バスルームから出てくるシーン、ネオンライトのラブシーンはヒッチコックのめまいをオマージュしています」
~最後にメッセージ~
デボラ「日本に戻って来れて嬉しいです。日本にくるチャンスはあったけど関東大震災の影響でなかなか来日は難しかった。また皆様にお会いできて本当に嬉しく思います」
最後、デボラ・フランソワは感極まりつつ日本への思いを語って、舞台挨拶を終えた。
映画「タイピスト!」は、8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。
■ ストーリー
1950年代フランス。女性たちは自由を求めて社会へ飛び出そうとしていた。そんな彼女たちの憧れNo.1職業は「秘書」。その中でも最も高いステイタスを得られるのは、当時一大競技として人気だった〈タイプライター早打ち大会〉で勝つことだった。
都会暮らしに憧れて、田舎から出て来たローズ(デボラ・フランソワ)は、保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)の秘書に応募。晴れて採用されるも、不器用なローズは、一週間でクビを言い渡される。「ただし──」と、意外な提案をもちかけるルイ。ローズの唯一の才能〈タイプの早打ち〉を見抜いたルイは、彼女と組んで世界大会で優勝するという野望を抱く。1本指打法から10本指への矯正、難解な文学書のタイプ、ピアノレッスン、ジョギング、心理戦の訓練……。めきめきと才能を開花させていくローズ、ところが―――。
■ 公開情報
「タイピスト!」
2013年8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
監督:レジス・ロワンサル
製作:アラン・アタル「オーケストラ!」 撮影監督:ギョーム・シフマン「アーティスト」
出演:ロマン・デュリス「スパニッシュ・アパートメント」、デボラ・フランソワ「ある子供」、ベレニス・ベジョ「アーティスト」
2012/フランス/111分/シネスコ/ドルビーデジタル
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