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「私立探偵ヴァルグ2」ノルウェー大使館でプレミア試写会&トークショー、声優陣は慣れないノルウェー語に四苦八苦

2013年7月17日
(左から)石田嘉代、東地宏樹、塾一久(左から)石田嘉代、東地宏樹、塾一久
北欧ノルウェーの人気ミステリードラマ「私立探偵ヴァルグ2」のプレミア試写会&トークショーが12日、ノルウェー大使館で行われ、日本語吹き替えの版の声優を務めた東地宏樹、塾一久、石田嘉代が登場した。

「私立探偵ヴァルグ2」は、ノルウェーで有名な犯罪・探偵小説のグンナル・ストレーセンの本邦未訳の小説シリーズが原作となっており、現地では2007年から2012年に放送された作品。児童福祉施設で働いていた過去がある私立探偵ヴァルグ(トロン・エスペン・セイム)が、多民族国家ノルウェーを舞台に、政治的、社会的な側面をもった事件に挑む姿を描く。本国で2008年春に放送された2エピソードを、WOWOWで7月27日(土)14時から放送予定。

主人公ヴァルグ役の吹き替えを担当する東地さんは、欧米のドラマとは一味違うノルウェー産の本作について「北欧は寒いというイメージを持っていたんですが、映像自体グレーな感じで、それが醸し出すヴァルグの雰囲気がぴったりくる」とハリウッド映画のような派手さはないが、とても雰囲気のある作品であると本作をアピール。

トークショーで紅一点だった弁護士アンナ役の石田も、「映像で説明しようとするアメリカドラマとは異なり、人間との会話、距離感が生々しく描かれている印象があるドラマ。会話がとても大切」と本作の魅力を語った。

北欧というあまり馴染みのない場所を描くドラマということで、吹き替えの際に苦労した点に話題が移ると、東地さんは「ノルウェーの人々の名前が難しかった」とノルウェーの言葉を吹き替えることの難しさを告白。ハムレ刑事役の塾も、ノルウェー語に四苦八苦したようで、「分かる言葉がひとつもない。タイミングがずれるととても大変だった」と苦労した様子を明かしてくれた。

作品の舞台となるノルウェーで気になることについて聞かれると、お酒やノルウェーししゃもなどが気になる男性吹き替えキャストに対し、石田はノルウェーの方々の体格に注目。「ノルウェーの人たち全員背が高い!という印象があります。ヴァルグも顔が小さくて、足が長いなぁと思いましたし、女性もスラっとされていますよね」と北欧の人々のイケメン・美女ぶりに大注目していた。

最後にドラマの見どころについて東地は、「役者のもの憂げで印象的な表情に注目してほしい」と語り、塾はおちゃめに自身の役柄ハムレを絶賛しながらも「ヴァルグとハムレの関係性にも注目して観ていただけると、違った面白さがある」と話した。

当日はトークショーに加え、ノルウェー大使館の一等書記官から歓迎の挨拶があったり、スカンジナビア政府観光局の高橋成美さんから撮影の舞台であるノルウェーのベルゲンの観光紹介がされるなど、大充実のイベントとなった。

「私立探偵ヴァルグ2」は、7月27日(土)14:00からWOWOWプライムにて放送。


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■ ストーリー

第1話「愛の誓い」
ヴァルグはヨナスという男性から盗まれた車を捜すよう頼まれる。ヨナスと離婚係争中の妻ウェンケが勝手に車を売ったと分かるが、車はボスニア難民の青年ヨアキムが仲間のラースと競馬場の馬券売り場を襲撃した際に使われていた。ヨナスとウェンケの争いに巻き込まれたヴァルグだが、ヨナスが何者かに殺される事態に……。

第2話「堕天使」
ヴァルグは人気バンドのリードボーカルである旧友ヤコブから、彼の妻レベッカが浮気していないか調べるよう頼まれる。レベッカはシロだったが、それを機にヴァルグはレベッカと肉体関係を持つ。直後、レベッカは何者かに殺されるが、警察は直前に起きたある少女の自殺も他殺ではないかと考える。やがて第3の犠牲者が……。

原作:グンナル・ストーレセン

出演:
トロン・エスペン・セイム (ヴァルグ・ヴェウム役/声:東地宏樹)
ビョルン・フローバルグ (ハムレ役/声:塾一久)
エンドレ・ヘレストヴェイト (イーサクセン役/声:烏丸祐一)