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「パシフィック・リム」ギレルモ・デル・トロ監督が来日! 日本の怪獣マニアぶりに菊地凛子もビックリ
2013年7月28日
(左から)菊池凛子、芦田愛菜、ギレルモ・デル・トロ監督
(C)TVGroove
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8月9日(金)より公開を迎える夏の超大作「パシフィック・リム」を引っさげ、ギレルモ・デル・トロ監督が来日。28日、同作に出演する菊池凛子、芦田愛菜とともに来日記者会見を行った。
太平洋の底からやってきた地球を滅亡の危機に陥れる“KAIJU”。最初にサンフランシスコを襲撃した“奴ら”は、東京を含む大都市を次々と破壊していく。“奴ら”に立ち向かうため、人類の英知を終結し、人型巨大兵器“イェーガー”を開発。“KAIJU”と“イェーガー”の壮絶な戦いを、ハリウッドの最先端のVFXを駆使して描く。
オスカーノミネートされた「パンズ・ラビリンス」をはじめ、「ヘルボーイ」シリーズなどを手掛け、世界中から支持を集めるデル・トロ監督。今回で5年ぶり、3度目の来日を果たした。
ハリウッドでも大の日本好き、“日本オタク”として知られる監督は、登壇早々日本への想いを熱く語ってくれた。
「1964年にメキシコで生まれましたが、その年は怪獣映画がたくさん生まれた時代です。『鉄人28号』『鉄腕アトム』『マジンガーZ』などを見て僕は育ちました。『パシフィック・リム』は日本の皆さん、そして日本に対する僕のラブレターです」
本作でハリウッドデビューを果たした芦田愛奈ちゃんは、「映画を楽しんでください」と英語で挨拶を行い、会場を沸かせた。
親日家の監督は本作を作るにあたり、日本の怪獣文化、テクノロジーを愛する部分を映画にも取り入れたという。
「日本には怪獣、モンスターを愛する文化があり、モンスター好きとして、怪獣やメカに対して愛情を注ぐ点は共有できる点だと思います。この映画には、皮肉などなく、純粋な愛情、祝福、そして怪獣やメカに対する信念しかありません」
デル・トロ監督への印象を聞かれた菊池と芦田は、監督のお茶目な印象を明かしてくれた。
菊池は、ハリウッドデビュー作『バベル』(2006)に出演した際、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と仲の良かったデル・トロ監督と初めて知り合ったようだが、監督はその当時も現在も変わらず素敵な人物であると話す。
「当時から、監督は自分のことを“トトロ”と呼んでいました。本作の撮影中、重いスーツを着用して、集中力が切れてしまった時には、監督がトトロの歌を日本語で歌ってくれました。それだけ日本文化を知っている監督は、愛情豊かで才能ある方です」
愛菜ちゃんも「本当にトトロみたいで優しいです。撮影中は“Amazing!”“Perfect!”と言って、頭を撫でて褒めてくれたのが嬉しかったです」と愛らしく語った。
これに対し、監督も菊池と愛菜ちゃんについて次のように話した。
「『バベル』の時に凛子と出会いましたが、彼女はもろさと芯の強さを兼ね備えた人だと思いました。脚本を書いている時も、森マコは彼女を想定して書きました。女性の強さは男性と違い、精神的な強さであると思いますが、それをうまく表現できる女優だと思います。人間として、女優としてリスペクトしています」
「愛菜は天才で、プロ意識のある女優です。撮影で彼女を何日も泣かせてしまって申し訳なく思っています。今まで仕事してきた人たちの中でも、偉大な女優です。まるで彼女は50歳の人みたいなんです。僕は精神年齢が7歳だから、僕よりもずっと大人ですね」
終始監督の日本への思いが溢れる会見となったが、最後に本作が持つメッセージを語ってくれた。
「本作は、2名のパイロットが1つのメカに乗って地球を救う物語です。“KAIJU”が自然界が生みだした最大の敵であるならば、人間には自己犠牲や勇気、知性のような徳があります。お互いが信頼しあうことで地球を救うことができるのです。我々人類は1つのロボットに乗っています。お互いが信頼し、理解し合わないとロボットは動きません。“人間同士、愛情を持ち、お互いを信頼し合うことが生き延びるために大事”これが本作の持つシンプルなメッセージです」
今回の来日で訪れたい場所は、“中野ブロードウェイ”だと話すデル・トロ監督。空のスーツケースを1個持ってきたとのことで、大好きな日本を大いに満喫する予定のようだ。
大の親日家デル・トロ監督が送る最新作「パシフィック・リム」は8月9日(金)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他 3D/2D 字幕/吹替え同時公開予定。
太平洋の底からやってきた地球を滅亡の危機に陥れる“KAIJU”。最初にサンフランシスコを襲撃した“奴ら”は、東京を含む大都市を次々と破壊していく。“奴ら”に立ち向かうため、人類の英知を終結し、人型巨大兵器“イェーガー”を開発。“KAIJU”と“イェーガー”の壮絶な戦いを、ハリウッドの最先端のVFXを駆使して描く。
オスカーノミネートされた「パンズ・ラビリンス」をはじめ、「ヘルボーイ」シリーズなどを手掛け、世界中から支持を集めるデル・トロ監督。今回で5年ぶり、3度目の来日を果たした。
ハリウッドでも大の日本好き、“日本オタク”として知られる監督は、登壇早々日本への想いを熱く語ってくれた。
「1964年にメキシコで生まれましたが、その年は怪獣映画がたくさん生まれた時代です。『鉄人28号』『鉄腕アトム』『マジンガーZ』などを見て僕は育ちました。『パシフィック・リム』は日本の皆さん、そして日本に対する僕のラブレターです」
本作でハリウッドデビューを果たした芦田愛奈ちゃんは、「映画を楽しんでください」と英語で挨拶を行い、会場を沸かせた。
親日家の監督は本作を作るにあたり、日本の怪獣文化、テクノロジーを愛する部分を映画にも取り入れたという。
「日本には怪獣、モンスターを愛する文化があり、モンスター好きとして、怪獣やメカに対して愛情を注ぐ点は共有できる点だと思います。この映画には、皮肉などなく、純粋な愛情、祝福、そして怪獣やメカに対する信念しかありません」
デル・トロ監督への印象を聞かれた菊池と芦田は、監督のお茶目な印象を明かしてくれた。
菊池は、ハリウッドデビュー作『バベル』(2006)に出演した際、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と仲の良かったデル・トロ監督と初めて知り合ったようだが、監督はその当時も現在も変わらず素敵な人物であると話す。
「当時から、監督は自分のことを“トトロ”と呼んでいました。本作の撮影中、重いスーツを着用して、集中力が切れてしまった時には、監督がトトロの歌を日本語で歌ってくれました。それだけ日本文化を知っている監督は、愛情豊かで才能ある方です」
愛菜ちゃんも「本当にトトロみたいで優しいです。撮影中は“Amazing!”“Perfect!”と言って、頭を撫でて褒めてくれたのが嬉しかったです」と愛らしく語った。
芦田愛菜
(C)TVGroove
(C)TVGroove
これに対し、監督も菊池と愛菜ちゃんについて次のように話した。
「『バベル』の時に凛子と出会いましたが、彼女はもろさと芯の強さを兼ね備えた人だと思いました。脚本を書いている時も、森マコは彼女を想定して書きました。女性の強さは男性と違い、精神的な強さであると思いますが、それをうまく表現できる女優だと思います。人間として、女優としてリスペクトしています」
「愛菜は天才で、プロ意識のある女優です。撮影で彼女を何日も泣かせてしまって申し訳なく思っています。今まで仕事してきた人たちの中でも、偉大な女優です。まるで彼女は50歳の人みたいなんです。僕は精神年齢が7歳だから、僕よりもずっと大人ですね」
終始監督の日本への思いが溢れる会見となったが、最後に本作が持つメッセージを語ってくれた。
「本作は、2名のパイロットが1つのメカに乗って地球を救う物語です。“KAIJU”が自然界が生みだした最大の敵であるならば、人間には自己犠牲や勇気、知性のような徳があります。お互いが信頼しあうことで地球を救うことができるのです。我々人類は1つのロボットに乗っています。お互いが信頼し、理解し合わないとロボットは動きません。“人間同士、愛情を持ち、お互いを信頼し合うことが生き延びるために大事”これが本作の持つシンプルなメッセージです」
ギレルモ・デル・トロ監督
(C)TVGroove
(C)TVGroove
今回の来日で訪れたい場所は、“中野ブロードウェイ”だと話すデル・トロ監督。空のスーツケースを1個持ってきたとのことで、大好きな日本を大いに満喫する予定のようだ。
大の親日家デル・トロ監督が送る最新作「パシフィック・リム」は8月9日(金)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他 3D/2D 字幕/吹替え同時公開予定。
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