「マン・オブ・スティール」ヘンリー・カビル来日！ スーパーマン抜擢で一躍人気者になった喜び語る

8月30日(金)より公開となる話題作「マン・オブ・スティール」の記者会見が8月22日(木)、都内で行われた。会場には、主役のスーパーマン(クラーク・ケント)を演じるヘンリー・カビル、監督のザック・スナイダー、制作のチャールズ・ローブンとデボラ・スナイダ―が登場し、記者からの様々な質問に答えた。

映画「マン・オブ・スティール」は、すべてのヒーローの原点、スーパーマンの誕生秘話を描いた作品。すでに全世界43か国で公開され、初登場1位を獲得。現時点ですでに6億5000万ドルを超えるメガヒットを記録している。

今回の記者会見に、ヘンリーは、白いシャツとブルーグレーのスラックスに黒い靴を合わせた“正統派ファッション”で登場。ヘンリーは、この大ヒット作「マン・オブ・スティール」で初の英国人スーパーマンとして大抜擢され、一躍人気俳優となった。いまや大注目を集め、世界中で“新スーパーマン”として話題になっている彼だが、本人は自身の現状を新鮮に感じ、楽しんでいるようだ。

以前は自主的に仕事を探していたというヘンリー。しかし、スーパーマンを演じてからは、勝手に仕事が入ってくるようになったそうだ。さらにプライベートでも、街中で声をかけられるようになったという。ヘンリーは注目を浴びることに関して「ポジティブにとらえているよ」「スターバックスに行くのも難しくなってしまったね(笑)」とうれしいような困ったような表情を見せて笑いを誘った。



また、ヘンリーは本作でハリウッドの名優たちとの共演も経験した。クラーク・ケントの生みの親を演じるラッセル・クロウと、育ての親を演じるケヴィン・コスナーとの共演ついて、「このレベルの俳優と共演できたのは特別な体験だった」と喜びと興奮を隠し切れない様子。「彼らは完全にその役になりきるから、僕は自分の役がとても演じやすくなったんだ」と先輩とも言える名優2人の実力を目の当たりにし、感激を覚えたようだ。

なお、このイベントには、女芸人・渡辺直美が“スーパーマン★直美”として登場。特注のスーパーマンコスチュームを身にまとった渡辺は、記者としてヘンリーに質問を投げかけた。

「スーパーマンのように空が飛べるとしたら、日本のどこへ行きますか?」という渡辺の質問に、ヘンリーは京都と富士山を候補にあげ、「今回は時間がなくて無理だけど、次回はプライベートで来日して必ず富士山に登るよ!」と再来日を力強く約束してくれた。

また、渡辺のコスチューム姿に、ヘンリーは「素晴らしいよ!最高だね!」「今回のスーパーマンと同じ、新しいコスチュームなのもいいね」と絶賛し、女性を気づかう英国紳士ぶりを発揮した。

ちなみに、スナイダー監督が手掛ける新作映画「Superman vs. Batman(原題)」では、大手アメコミ出版社DCコミックの二大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンが共演することが決定している。さらんい、その新作映画に“人気俳優オーランド・ブルームがバットマン役で出演する”というウワサが流れている。

スナイダー監督はこのことについて聞かれると、「オーランドが出るってウワサがあるの?へえ…(笑)」と意味深にごまかしながらも。作品自体については、DCコミックのキャラクターたちを共演させる考えが以前からあったことを認めた。「スーパーマンとバットマンはコミックでは長い付き合いがあるけど、映画での共演はまだないからね。今は、バットマンという有名なキャラクターを、もっと人間味のあるリアルなキャラクターにする作業の段階だよ」と次回作についても語ってくれた。



映画「マン・オブ・スティール」は、8月30日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー(3D/2D　字幕/吹替え 同時公開)。

【動画】 映画「マン・オブ・スティール」本予告編



■ ストーリー

両親との約束で超人的な能力を封印し、孤独な少年時代を過ごしたクラーク・ケント。死んだ父の「使命を突き止めろ」という言葉に従い、放浪の旅に出たクラークは、ついに自分の正体を知る。爆発寸前の惑星クリプトンから実の父が、生まれたばかりの彼を地球へ送り出したのだ。力を隠して生きるのか、救世主になるか、葛藤するクラーク。しかしその時、クリプトン星唯一の生き残りゾット将軍と反乱軍が、地球へ襲来。今、人類存亡を賭けた闘いが始まる――!


■ 公開情報

「マン・オブ・スティール」
8月30日(金)新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
<3D/2D 字幕/吹替え 同時公開>

オフィシャルサイト:　//www.manofsteel.jp
配給:ワーナー・ブラザース映画