「ウルヴァリン」ヒュー・ジャックマン来日！ 共演の真田広之を大絶賛「彼は大スター」

9月13日(金)より公開となる夏のハリウッド大作「ウルヴァリン:SAMURAI」を引っさげ、主役のウルヴァリン役を演じているヒュー・ジャックマンが9ヶ月ぶりに来日。8月27日、共演者の真田広之、TAO、福島リラ、そしてジェームズ・マンゴールド監督とともに東京・六本木にて行われたレッドカーペットイベントに登場した。

本作は日本を舞台としており、今回のイベントにも随所に日本らしい演出が施された。日本のお城をイメージとしたステージが設置され、ゲストらの登場を前に、ステージの障子越しに侍と忍者のシルエットが登場しアクションを繰り広げる。会場の観客らが障子越しのアクションシーンに夢中になっていると、なんとステージの屋根部分にあのヒュー・ジャックマンが登場! ヒューは火の玉を放出し、障子奥の忍者を見事倒すという粋な演出に会場は大興奮となった。

大の日本好きというヒューは、日本語で「こんばんは!私は日本に来れてとてもうれしいです」と会場に詰めかけた1000人のファンに満面の笑みを浮かべてあいさつ。「本作を日本で撮影できたことは、夢が叶った思いです」とうれしそうだ。



本作でシンゲン役を演じている真田は、「日本を舞台とした本作をやっと皆様のもとに届けることができ、本当にうれしいです」と、本作への出演に手応えを感じている様子。また、「ヒューの穏やかな笑顔のおかげで楽しく過ごすことができました。監督が描いたアメリカンコミックの世界と現代の日本、そして日本の良き原風景がミックスした、この映画ならではの“日本”が本作では描かれていると思うので楽しんでほしい」と観客にアピールした。

ヒューはまた、マンゴールド監督の仕事ぶりにも言及。「僕はこれまで6回もウルヴァリンを演じてきたから、監督は僕にすべてを任せることもできた。しかし、そうするのではなく、役柄、ストーリーをきちんと掘り下げて、ウルヴァリンの内面の葛藤や弱さ、カッコよさなどキャラクターを浮きだたせくれるドラマを描いてくれたんだ」と、監督の手腕を絶賛した。

2012年8月下旬から9月にかけて行われた日本ロケだが、最も大規模だったのが東京都港区の増上寺を借り切ったシーンだという。「ちょうど1年前の暑いなか、日本で撮影をしていました。増上寺や地下鉄などで撮影をたくさんしましたが、キャストを含め、日本のエキストラやスタッフの方々はとても良くしてくださいました」と、ヒューは日本での充実した撮影を振り返った。

また、ロケ地になった鞆の浦の方々による花束贈呈も行われ、ヒューらはロケ地の方々から暖かい声援を受けた。この日、撮影地の一つである広島県福山市の第1号観光大使に選ばれたヒューだが、そのことにも触れて「皆さんは、ウルヴァリンとは一緒に観光なんかしたくないでしょ?だから、この僕、ヒュー・ジャックマンと一緒に行ってくださいね」とジョークも飛ばし、観客を沸かせた。

司会者がイベント終了を告げると、ヒュー自らが「一言だけ言わせて!」とマイクを取り、日本人キャストの方々を大絶賛。特に日本を代表するハリウッド俳優、真田については「彼は日本の大スター!本当に素晴らしい。一緒に仕事ができて光栄でした」とべた褒め。最後は熱を込めて、「作品、共演者の皆さんを誇りに思っています。どうぞ楽しんでください」と作品をアピールした。



ステージイベント終了後は、約30分にわたって写真撮影やサインに応じるなど、ファンとの交流を楽しんだ。

映画「ウルヴァリン:SAMURAI」は、9月13日(金)よりTOHOシネマズ日劇他全国ロードショー。


■ ストーリー

カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリン(H・ジャックマン)が、かつて命を救った旧友、大物実業家の矢志田に請われて日本を訪れた。しかし東京での再会後まもなく、病魔に冒された矢志田は死亡。その葬儀に参列したウルヴァリンは、組織に襲われた矢志田の美しい孫娘マリコ(TAO)を救い、逃避行のさなかに恋に落ちる。しかし何者かの罠にはまって治癒能力を失ったウルヴァリンは、心身に凄まじいダメージを負い、初めて“限りある命”を意識することに。拉致されたマリコの救出に向かった満身創痍のウルヴァリンは、遂に日本でその命を落とすのか……。


■ 公開情報

「ウルヴァリン:SAMURAI」
9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
<3D/2D 字幕版・日本語吹き替え版 同時公開(一部地域を除く)>

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twitter:　@Wolverine_JPN
公式サイト:　//wolverine-samurai.jp
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ
配給:20世紀フォックス映画
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