「glee」マイク役ハリー・シャム・ジュニア 初来日！ 急逝したコーリーとの共演を振り返る「ユーモラスなダンサーだった」

人気海外ドラマ「glee/グリー」から、ハリー・シャム・ジュニア(31)が、番組PRのため来日。同番組から待望の公式初来日第一号となった彼は、9月11日、都内某所で来日記者会見を行った。

「glee」ではシーズン1から一貫して、グリー部とアメフト部に所属する“文武両道”アジア系男子のマイク・チャン役を演じてきたハリー。この日の会見には、スタイルの良さが際だつ、ブラックのレザージャケットに、同色の細身のパンツ姿で登場。最新シーズン撮影の合間を縫い、多忙な最中の来日ながら、はじめての日本に笑顔を見せた。

会見場に現れたハリーは、「こんにちは」と日本語であいさつ。プライベートも含め、今回が初の来日となるハリーは、日本の印象を訪ねられると「すべてがとてもきれい」と驚きを語り、「みんながとても優しく、日本の文化は素晴らしいと聞いているので、町中を歩いてみたい」と、はじめての日本に興奮しきりの様子。また、「glee」キャスト初の公式来日であることを、「とても光栄だ」と述べ、キャストを代表して日本のファンへ向けてあいさつした。



そして、今年7月に急逝した「glee」共演者コーリー・モンテース(享年31)について尋ねられると、「コーリーとの一番の思い出は、彼とダンスデュオをやったときのエピソード」とし、ダンスが得意な彼らしい視点から故人を振り返った。

「コーリーはダンスが得意というタイプではなかったけれど、踊りながらもユーモアを持って、下手な自分につっこんだりしていた」
「心を込めて100%がんばる姿がとても彼らしくて好きだった。とても微笑ましい、素晴らしい人と、素晴らしいシーンが作れたよ」


さらに、ハリーは自身の役柄マイクについて尋ねられると、最初にただ「フィン・サイド(フィンの仲間)」とだけしか知らされず、オーディションを受けたときには、番組がこんなに人気を得るとは思わなかった」と、オリジナルキャストのひとりとして、番組と一緒に成長し続けてきたこの4年間を振り返っている。

「(オーディションに受かって)脚本を読んで、“マイク・チャン”という役名を知った。それから他の仲間と会って、“グリー部の仲間だよ”と言われたけど、どんなことになるかわからなかった。(「glee」が)こんなに人気になるとは思わなかったし、こうして日本にくることができて、とてもうれしい」

苦楽をともにしてきた「glee」のキャストたちとは、公私ともに仲がいいようで、撮影所のエピソードとして「卓球がすごく流行った」と紹介。撮影所にあった卓球台を「盗んで」自分のものにしてしまったという、少々やんちゃなハリーたちは、待ち時間のたびにかなり激しく卓球の腕を競い合っていたそうで、時にスタッフににらまれることもあったという。

ちなみに現在の流行は、仲間のうちに2名紛れている“マフィア”を見つけ出す「マフィア」ゲームだそうだが、その詳細は不明。また、様々な年齢のキャストが集まる現場だからこそ「いつまでも若くいられる」と、人気番組の裏側を明かした。



会見には、かつてダンサーとして、マドンナやビヨンセのバックダンサーを務めた経験のあるハリーにちなみ、ゲストとして“日本のビヨンセ”こと渡辺直美(25)がゲストとして登場。3年間、“チアリーダー”姿で「glee」を支え続けた彼女の姿を目にし、ハリーも「素晴らしい!」と大爆笑。「これを機に渡辺直美のハリウッド進出は?」という話が持ち上がると、「メルセデスの父親違いの娘でアジア人とのハーフとかなんとか」と、即興でストーリーを作り上げる優しさを見せた。


ハリー・シャム・ジュニアも登場する「glee」は、シーズン4のDVDが11月2日(土)より販売開始。また、同シーズンサウンドトラックが10月30日に発売となる。そして11月24日(日)15時からFOXチャンネルにて、シーズン5の1～3話の先行放送が決定している。

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■glee/グリー　シーズン4

レンタル 　
・11月2日(土):　Vol.1-6
・11月22日(金): Vol.7-11　

セル
●『glee/グリー　シーズン4　ブルーレイBOX』
　　23,100(税込/4枚組)
●『glee/グリー　シーズン4　DVDコレクターズBOX』
　　18,480(税込/12枚組)

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