来日中のケイティ・ペリー、日本のファンに最上級の賛辞！「ほかの国には悪いけど日本のファンが一番！」

10月30日から来日中の人気歌手ケイティ・ペリー(29)が、11月5日、都内某所で合同インタビューを開催。日本のファンへ抱く、特別な気持ちを語った。

10月23日に発売された最新アルバム「プリズム」PRのため、来日しているケイティ。この日のケイティは、ホワイトの襟が特徴的な、ビジューがキラキラ輝く、黒のミニワンピース姿。全身ブラックを基調にしながらも、足元はシアータイツできめ、シックな雰囲気漂う、落ち着いた大人のお姉さんといった印象。

ケイティはインタビュー開始後、開口一番に「コンニチハ」「アリガトウゴザイマス」と、日本語でごあいさつ。「みなさんのお時間、エネルギーをありがとう」と、会場に詰めかけた記者への気遣いを見せた。また、ファンや記者に対して「アメリカのポップシンガーを気にかけてくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べる中では、「国内でも素晴らしいアーティスト、(メンバーが)48人もいるアーティストもいるのに」「あれは世界記録じゃないのかしら?」と、先日テレビ番組で共演したAKB48に関するジョークを口にする場面も。

公私含め、今回で、本人いわく「7、8、9…10回目?　もうわからないわ」の来日になるというケイティ。「はじめて日本にきたときは、17歳だった。いまは29歳。ずいぶん大人になっちゃった」と苦笑。およそ1年に一度のペースで日本を訪れているが、今回の来日では「炉辺焼き」や、「ロボ・レストラン」、そして「お酒」を楽しんだという。行きつけのお店を尋ねられると、「Faline TOKYO」(原宿)など、いくつかの店の名前を挙げてみせるなど、すっかり日本通のケイティ。つい先日も、テレビ番組で共演を果たした、本人的に「もっとも気になる日本の女性アーティスト」であるきゃりーぱみゅぱみゅ(20)から、「紙いっぱいに書かれたおすすめのお店」リストをもらって行ってきたという。そんなケイティに、「時間があったら日本でやってみたいこと」を尋ねてみると、「富士山に登ってみたいわ。それから桜の咲いている時期にまた来たい。とてもきれいだって聞いたの。それから芸者からもてなしされてみたい」と夢を膨らませた。





また、多くのファンが抱くであろう「どうしたらケイティのように美しくなれるか」という質問を受けると、ケイティは「四六時中、こんな見た目じゃないのよ」と謙遜。しかし「ありのままの自分でいること、飾らない自分でいることが大切だと思う」とアドバイス。そして「ケイティのようにかっこよくなるためには」と聞かれると、「仕事も遊びも一生懸命やること」と話し、実際に「前回、日本に来たときはディズニーランドに行ったの」と、公私のバランスをうまく取ることの重要性を強調した。


忙しい中、1週間以上にも及ぶ長期の滞在の陰には、日本のファンへ抱くあたたかな愛が存在するようだ。国内ファンについて尋ねられたケイティは、「他の国じゃ絶対言わない」「(日本以外の)ファンには悪いけど」と前置きをしたうえで、「日本のファンは、本当に世界一」だと発言。

「日本のファンは、優しいし、すごく楽しくて、敬意を持って接してくれる。私をモノみたいに扱わないの。素晴らしいアートワークをプレゼントしてくれて、全部取ってあるのよ。(ファンのみんなは)スーパーカワイイ!　日本のファンと接すると、疲れることを忘れちゃうの。世界で一番大好きなファンよ」

現在「プリズム」を軸にしたツアーを構想中だというケイティは、「もっとファンと触れ合えるセット」を作るというアイデアがあるという。最後にファンへのメッセージを求められると、「日本でアメリカのアーティストを追いかけることは大変だと思うけど、愛と応援をありがとう。みんなの愛と応援が、私をハッピーにしてくれるの」と、改めて国内のファンへ感謝する思いを述べた。そして最後には「来年ツアーでまたきっと来るわ」「すぐ会えるわ」とうれしい予告が!

ケイティ自身が「弱い面を見せて、私自身をそのまま反映したパーソナルな作品」「(その一方で)カラオケやダンス向きの楽しい曲も入っている」と自信を持って紹介する最新作「プリズム」はすでに発売中。世界90か国のチャートで、1位を記録している。