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映画「ゼロ・グラビティ」、宇宙での無重力シーンはどうやって撮影された? 驚きの撮影方法明かされる

2013年12月3日
ジョージ・クルーニー(左)、サンドラ・ブロックジョージ・クルーニー(左)、サンドラ・ブロック
© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー主演で贈るこの冬最大の話題作「ゼロ・グラビティ」が、12月13日(金)より公開を迎える。それに先駆け、本作のメイキング写真が初公開され、撮影方法が明らかになった。

すでに全世界で約600億円もの興行成績を収めた、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演で贈るこの冬最大の話題作「ゼロ・グラビティ」。アカデミー賞最有力候補の呼び声高いスペース・サスペンス・エンターテイメント超大作だ。

地球の上空60万メートルに無限に広がる空間。摂氏125度からマイナス100度の間で温度は変動し、音も空気もない世界。生存率0%の宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティを舞台に、突如放り出されてしまった人間に襲いかかる究極の絶望と、その中で生を渇望する強きヒロインの全身を貫くような感動のドラマが描き出されている。

一足先に本作を鑑賞した、マスコミ、一般客、そして日米の映画監督でさえ、無重力の感覚から、酸素なしの息苦しさまで感じさせる史上最高の“宇宙体験”に、「どう撮っているのか、分からなかった」「宇宙でロケ撮影したとしか考えられない」など多くの驚きの声が挙がっている。

そしてこの度、本作のメイキング写真が初公開。4年半もの歳月をかけて創り上げられた、前代未聞の撮影方法も明らかになった。360度縦横無尽に迫りくる体感型アトラクションのような史上最高の3D映像を実現させた本作が、映画史に残るエポックメイキング的な作品であるかが証明されることだろう。


◇劇場アトラクションのような史上最高の3D映像は、4年半もの歳月をかけ、こうして創り上げられた

① 宇宙空間での光を完全に再現する為、撮影監督のエマニュエル・ルベツキと特殊効果チームが、“ライトボックス”と名付けた特殊装置を開発。高さ6m×幅3mの箱型壁面に、4096個のLEDライトを取り付け、地球の反射、太陽、恒星など、あらゆる角度からの光源を創り出した。

② 無重力状態を作り出すため、俳優を吊るす12本のワイヤー装置を開発。高速で動く操り人形のような仕組みになっており、様々な角度から撮影できるように、ロボットアーム応用した作られた小型カメラで、縦横無尽に撮影した。

③ 劇中のスペース・シャトル、国際宇宙ステーションの外観・内部はほぼCGで作られたバーチャルセット。船内外作業用の小道具から、ボトル1本に至るまで、NASAからの提供資料を元に完全に再現。金属の腐敗具合まで細部にまでこだわった。宇宙服までもCGと言うのだから驚き。世界中の宇宙飛行士たちの間では、「“ゼロ・グラビティ”見た?」と話題に上がるほど。皆その出来栄えに賞賛を贈っている。


本作で世界中の賞賛をうけるアルフォンソ・キュアロン監督は、観客をドラマへ引き込むための3D映像について熱く語った。

「僕たちはディスカバリー・チャンネルのドキュメンタリーのように見せたかった。映画を見ているような心地よさにはしたくなかったんだ。でも3Dで大事なのは、圧倒的な多角性だ。ハッタリのために、3Dを使ったんじゃない。あくまでもリアルに、だが盛り上がるシーンは少し強調をして描いた。サウンドと音楽と映像が観客を引きずり込むんだ。現実に起きていることのように、(観客は)この危険な宇宙の旅に放り込まれる」

ひとりの女性宇宙飛行士の壮絶な運命を体当たりで演じ、2度目のアカデミー賞主演女優賞獲得に期待がかかるサンドラ・ブロックは、「私たちのリアクションも同じだったわ。ジョージ(・クルーニー)も私も二人とも。「ワオ」って言うだけだった。映画が終わった後、本当に声が出なかったの。私はとても幸運だと思う。自分のキャリアの中で遂に、新人として見なければいけない映画のように、自分の出演作を観ることができたんだから。(撮影の)プロセスを知って私はほんとうに圧倒されたわ。そして、あんな映像を私は観たことがなかった。3Dで宇宙を疑似体験できるの」と太鼓判を押しており、まさにジェットコースターのような宇宙旅行に観客を誘うことだろう。

映画「ゼロ・グラビティ」は、12月13日(金)より全国ロードショー(3D/2D同時公開)。

【動画】 映画「ゼロ・グラビティ」予告編



■ ストーリー

君は生きて帰れ。“必ず生還する”と誓うんだ――。

地表から60万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった一本のロープのみ。他の乗組員は全員死亡。NASAとの交信も断たれ、残った酸素はあとわずか。次々と襲いかかる危機を突破し、果たして地球に無事生還することができるのか…!?


■ 公開情報

「ゼロ・グラビティ」
12月13日(金)全国ロードショー<3D/2D同時公開>

配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
オフィシャルサイト://zerogravitymovie.jp/


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