シャーロック・ホームズ生誕記念特集! AXNにて、大人気作から幻の作品まで際立った個性を放つ４人のホームズを放送

1月は世界で最も多くの俳優に演じられたキャラクターとして、ギネスも認めた名探偵シャーロック・ホームズの誕生月。AXNミステリーでは、毎年生誕記念特集を実施。今年は際立った個性を放つ4人のホームズをお届け。

2013年8月、開局15周年記念にAXNミステリーが実施した名探偵人気投票の結果、見事1位に輝いたのは、世界で一番有名な探偵シャーロック・ホームズ。その人気は、ポワロ、コロンボさえも追随を許さぬダントツの結果だった。

また、シャーロック・ホームズは、“世界で最も多くの俳優に演じられたキャラクター(*)”としてギネスに認定されている。70人を越える俳優がシャーロック・ホームズを演じ、最新ニュースでは、新たに、映画「X-MEN」 のイアン・マッケランが晩年のホームズを演じるという新作映画「ア・スライト・トリック・オブ・ザ・マインド(原題)」が話題に。時代を超え、今後もますますホームズは増えていきそうな勢いだ。

世紀を越えて愛される名探偵の生誕を記念し、AXNミステリーでは“シャーロック・ホームズ生誕記念特集”を1月に編成。生誕160周年を迎える今年は、現在大ブレイク中のベネディクト・カンバーバッチ版ほか、日本初放送となるロシア版、 映画界の巨匠B・ワイルダー版など、大人気作から幻の作品まで、際立った個性を放つ4人のホームズを厳選して放送される。

(*)フィクション界において、最も多くの俳優に演じられている。


■ 1. 21世紀を代表する“新生”ホームズ
SHERLOCK シャーロック シーズン1、2 [ドラマ] [HD]

【吹替版】 1月11日(土)1:00pm～深夜1:00am ※全6話一挙放送

世界中のミステリーファンが絶賛。大ブレイク中の俳優、ベネディクト・カンバーバッチが魅せる現代版シャーロック。シーズン1&2を吹替版で 一挙放送

「シャーロック・ホームズ生誕記念特集」は、「SHERLOCK シャーロック」でスタート。最新主演映画「ミスティック・アイズ」の公開が1/18(土)に決まり、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのベネディクト・カンバーバッチ。彼の存在を決定付け、21世紀を代表する“新生”ホームズとしてシャーロキアンのみならず、世界の視聴者を魅了した「SHERLOCK シャーロック」の全6話を一挙にお届け。

◇あわせて放送
・SHERLOCK シャーロック インタビュー
　【字幕版】 1月11日(土)8:30am～9:00am
生みの親スティーヴン・モファット、マーク・ゲイティス、主演のベネディクト・カンバーバッチ、 マーティン・フリーマンのインタビューを特別編成。

・「シャーロック 映像の中の名探偵」
　【字幕版】 1月11日(土)昼0:00pm～1:00pm
シャーロックを演じた、歴代俳優たちの名シーン映像をふんだんに盛り込んだ、英国制作のドキュメンタリー。原作者アーサー・コナン・ドイルのインタビュー映像も収録。


■ 2. 本場英国でも評価されたロシア版“正統”ホームズ
シャーロック・ホームズとワトソン [ドラマ] [日本初放送]

【字幕版】
第1～7話:1月18日(土)3:30pm～深夜2:00am
第8～11話:1月25日(土)1:00pm～7:00pm

本場イギリスが認めた、ロシア版シャーロック。英国女王より大英帝国名誉勲章を受けたワシーリー・リヴァーノフ主演の隠れた名作を日本初放送

1979年～1986年の旧ソ連にて制作された作品。ソ連で放送された1作目が大反響となり、その後、7年間で異例の計11本が制作された。主演のワシーリー・リヴァーノフは、ロシアが誇る名優。本作の監督からは、「外見は完全なヨーロッパ人で、長頭の頭骸骨を持つホームズそっくりな人物」と絶賛された。

本作は、時代の影響から西側諸国に知られることはなかった。しかし、2000年に英国をはじめとする国々に伝わり、原作を忠実に再現していることから、シャーロキアン達から大絶賛された。その証明として、ロシアの英国大使館前に彼のブロンズ像を設置。2006年にはエリザベス女王より、主演のワシーリー・リヴァーノフが大英帝国名誉勲章が授与された。

これこそ“正統”とするファンもいる隠れた名作!ついに、AXNミステリーで日本初放送。


■ 3. ホームズの姿形をイメージづけた“元祖”ホームズ
ベイジル・ラズボーン版 シャーロック・ホームズ [テレビ映画] [HD] [日本初放送]

【字幕版】1月25日(土) 7:00pm～深夜0:00am ※3話連続放送

“最高のシャーロック・ホームズ俳優”として名高いベイジル・ラスボーン主演。第二次世界大戦中にアメリカで制作された幻のホームズ3作品を、リマスター版で日本初放送

1939年～1946年にかけて全14作が制作された幻の名作が、AXNミステリーに蘇る。

英BBCで「SHERLOCK シャーロック」を制作したスティーブン・モファットとマーク・ゲイティスが参考にしたというのが、このベイジル・ラスボーン版のシャーロック・ホームズだ。

本作では、複数の原作の要素を1作に織り込んで制作されたエピソードがあり、BBC版はこの手法を取り入れている。また、第二次世界大戦中後に制作されたエピソードでは、舞台をヴィクトリア朝ではなく、当時の現代に置き換えていることも大きく影響されている。

主演のラスボーンは、ホームズを演じた俳優たちの中で「最高のシャーロック・ホームズ」と賞賛する人も多く、ファンからサインを求められる時に「シャーロック・ホームズで」と頼まれるほど。当の本人はそれが嫌で、映画会社との契約が切れたことを好機にホームズ役を演じることを拒み、ファンを嘆かせることになった。


■ 4. 軽妙で奇想天外な“異端”ホームズ
シャーロック・ホームズの冒険 [映画] [HD]

【字幕版】 1月18日(土) 1:00pm～3:30pm

ロバート・スティーヴンス主演。名匠ビリー・ワイルダー監督のオリジナル脚本のホームズが登場。ホームズとワトスンの私生活に関わり過ぎていて公開できなかった事件とは?

シャーロキアンとしても知られる、映画「アパートの鍵貸します」の監督ビリー・ワイルダーが10年の構想を経て挑んだと言われる野心作。舞台は、ワトソンの死後50年。ホームズとワトソン、2人の私生活に関わる、世に発表されていなかった事件が公開されるという、奇想天外な設定だ。

本来、4つのエピソードからなる4時間を越える大作だったが、映画公開にあたって編集された。英BBC版「SHERLOCKシャーロック」の製作陣スティーブン・モファットとマーク・ゲイティスがインタビューで、“制作にあたり参考にした”と話していたことでも有名。

ネス湖の伝説であるネッシーが登場したり、頭脳明晰で理知的なホームズが女性嫌いになったいきさつ、また、ドイツとイギリス間で繰り広げられる熾烈な軍事力競争など、ユーモラスな語りの中に、当時の社会背景もシビアに織り込まれ、サイドストーリーも満喫できる。