Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
国内ニュース詳細

海外ドラマでおなじみの俳優が多数出演! 映画「チョコレートドーナツ」が大ヒット中

2014年6月4日
4月19日(土)よりシネスイッチ銀座1館にて公開となり、1週間で興収1000万円を突破、驚異的なヒットに伴い、ゴールデンウィーク明けには急遽都内3劇場で拡大公開となった「チョコレートドーナツ」が、公開6週目40日間で全国興収1億円を突破した。札幌、名古屋、大阪、福岡でも公開が始まると、いずれも東京同様、満席が続出し、立見が出るほどの勢いを見せ、5月25日(日)には、この大ヒットを受けて監督トラヴィス・ファインとマルコ役アイザック・レイヴァが緊急来日し、都内3劇場で舞台挨拶を行った。

その模様は“公開6週目にして行列が絶えない驚異の大ヒット映画”として各メディアで紹介され、サントラのiTunesダウンロード数は「アナと雪の女王」が上位5位までを占めていた中で、4位にランクインした。TwitterやfacebookなどのSNSでの口コミの勢いも止まらず、既に「チョコド」旋風として社会現象となっている模様。全国的に客足が止まることなく、現在でも動員数を伸ばしている。

【動画】映画「チョコレートドーナツ」予告編


本作品は海外ドラマファンは必見といえるほど、海外ドラマにも出演する俳優たちが多く出演している。以下、海外ドラマでもおなじみの本作出演俳優を紹介しよう。


【アラン・カミング】
主人公のルディを演じるアラン・カミングは、現在日本でもシーズン4が放送中の「グッド・ワイフ」で政治コンサルタント、イーライ・ゴールドとして日本でも人気沸騰中。本作でエミー賞に2度ノミネートされている。ほかにも、「Lの世界 3」でのパーティ仕掛人ビリー・ブレイキー役や、「セックス・アンド・ザ・シティ 4」のキャリーがファッションショーに出演するエピソードにてイタリア人デザイナー「O」役として登場するなど、人気ドラマにゲスト出演する度に個性的な役柄で強い印象を残している。
アラン・カミングアラン・カミング

 
【ギャレット・ディラハント】
ポール役のギャレット・ディラハントは、コメディ「シングルパパの育児奮闘記」で主人公ジミーの父親で有名。ほかにも、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」でジョン・コナーを抹殺するために送られてきたターミネーターT-888型のクロマティ、「Life 真実へのパズル」ではロシアンマフィアのドン、ネヴィコフ役、「4400 未知からの生還者」では反4400未来人のスパイ、マシュー・ロス役など、海外ドラマでは悪役も多い。大人気海外ドラマ「ER」にも第11~13シーズンと出演しており、ERの看護士「サム」ことサマンサ・タガートに復縁を迫り、強盗を犯して収監されるも脱獄し、サムを人質にとって逃亡するという過激な元夫スティーブ役として見覚えのある海外ドラマファンも多いだろう。他にも「LAW & ORDER」や「CSI」、「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」、「デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン」など、数多くの人気ドラマに出演している。
ギャレット・ディラハントギャレット・ディラハント

 
【ジェイミー・アン・オールマン】
マルコの母を演じるジェイミーは、「THE KILLING ~闇に眠る美少女」で、殺された女子高生の叔母テリーを演じている。
ジェイミー・アン・オールマンジェイミー・アン・オールマン

 
【ケリー・ウィリアムズ】
マルコの通う学校の先生、ミス・フレミングには、「ザ・プラクティス ~ボストン弁護士ファイル」のリンジー、ティム・ロス主演の「ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る」のジリアン・フォスター博士などの人気ドラマでメインキャラクターを演じているケリー・ウィリアムズ。
ケリー・ウィリアムズケリー・ウィリアムズ

 
【グレッグ・ヘンリー】
ルディとポールが法廷で戦う相手ランバートを演じるグレッグ・ヘンリーは、「ギルモア・ガールズ」でギルモア親子の娘ローリーが付き合うローガンの父親で新聞社を経営するミッチャム・ハンツバーガーとして登場。
グレッグ・ヘンリーグレッグ・ヘンリー

 
【クリス・マルケイ】
ポールの上司、州検察官ウィルソンを演じるクリスは、「ツイン・ピークス」にダブルRダイナーのオーナーノーマの夫、悪党ハンク・ジェニングスとして出演した。
クリス・マルケイクリス・マルケイ

 
【ミンディ・スターリング】
ルディとポールが親としてふさわしいかの審査をするミス・ミルズ役、ミンディ・スターリングは、「天才学級アント・ファーム」で生徒を翻弄するスキッドモア校長、「iCarly(アイ・カーリー)」で生徒に"悪魔"と呼ばれるブリッグズ先生など、学園コメディで強烈なキャラクターを演じているほか、「シングルパパの育児奮闘記」シーズン4でサブリナがホープを養子にしようとする際に登場する検察官、「デスパレートな妻たち」の第6・7シーズンにてウィステリア通りの偏屈な住人キンスキーとしてゲスト出演もしている。
ミンディ・スターリングミンディ・スターリング

 
 
さらに、本作では俳優だけでなく、製作陣も海外ドラマと密接に関わっているのだ。
 
 
【監督:トラヴィス・ファイン】
映画「17歳のカルテ」に出演するなど俳優としても活躍。アメリカ南北戦争時代を舞台に、西部の長距離郵便サービスとして創業したポニー・エクスプレスを警護すべく集められた身寄りのない若者達 ”ヤングライダーズ”を描いたドラマ「ヤングライダーズ」で、病気のために言葉を話すことのできない坊主頭のアイク・マックスウェーン役で一躍有名に。90年代にNHKなどでも放送されたこのドラマには、ジョシュ・ブローリンなども出演している。
トラヴィス・ファイン監督トラヴィス・ファイン監督

 
【音楽監修:PJブルーム】
大ヒットドラマ「Glee」や、「アメリカン・ホラー・ストーリー」、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」、「CSI:マイアミ」、「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」などの音楽を担当している業界のビックネーム。


俳優もこなすトラヴィス・ファイン監督ならではのキャスティングが、映画ファンだけでなく、海外ドラマファンも唸らせている。

海外ドラマファン必見の映画「チョコレートドーナツ」は、シネスイッチ銀座ほかにて大ヒット上映中。


■ ストーリー

1979年、カリフォルニア。
ある夜、ポールはシンガーを夢見ながらもダンサーとして働いているルディと出会う。ふたりはすぐに惹かれあい、たちまち恋に落ちた。

「夢はベッド・ミドラーのようなシンガーになること」 「なるべきだ」
「法律を学び世界を変えようとこの街へ来た」 「世界は変えられた?」

ルディが暮らすアパートの隣には、ダウン症の子ども・マルコが住んでいた。ある夜、大音量で音楽をかけっぱなしのままマルコをひとり残し、薬物依存症の母親は男といなくなってしまう。翌朝、ルディが騒音を注意しに乗り込んだ部屋には、ただ小さくうずくまり母親の帰宅を待つマルコがいた。

ルディはポールに助言をもらおうと、ポールが働く検事局に向かう。しかし、ポールからは、「家庭局に連絡してマルコを施設に預けろ」と言い捨てられる。失望したルディがアパートに戻ると、マルコの母親は薬物所持で逮捕されていた。そして、マルコはお気に入りの人形・アシュリーを抱きしめたまま、強制的に施設に連れて行かれてしまう。

翌日、ルディとポールは再会する。昨日の言葉を詫びるポール。お互いが歩んできた人生をそれぞれ打ち明けて、ふたりはさらに深い結びつきを確信する。その帰り道、夜の街をひとり歩くマルコがいた。家に戻ろうと、施設を抜け出していたのだ。「薬物依存の母親もダウン症に生まれたこともマルコのせいじゃない」と憤るルディ。そして、ポールとルディは“いとこ”と関係を偽り、マルコとともに暮らし始める。

「夕食にドーナツなんて体に悪いわ」 「ちょっとなら問題ないよ」

マルコは初めて学校に通い始める。ポールはマルコの宿題を手伝い、ルディは毎朝朝食を作り、眠る前にはハッピーエンドの話を聞かせて眠らせる……。まるで本当の両親のように、ふたりはマルコを愛し、大切に育てた。

「キスは小さな幸運のおまじない。でもね、その小さな幸運が物を言うの」

ルディはポールから贈られたテープレコーダーでデモテープを作る。マルコと送ったそのテープがクラブオーナーの目にとまり、シンガーの夢をつかむ。
3人で暮らし始めて約1年が経ったある日、ポールとルディがゲイのカップルであることが周囲に知られてしまう。ふたりの関係を偽ったことが原因で、マルコは家庭局に連れていかれ、ポールは仕事を解雇されてしまう。

「これは差別なのよ」 「差別じゃない。現実だ」

絶望にくれるふたり。しかし、「今こそ、法律で世界を変えるチャンス」というルディの言葉を聞き、ポールは正義で世界を変えたい、と法を学んでいた時の情熱を取り戻す。そして、差別と偏見で奪われたマルコを取り戻すため裁判に挑むことを決心するのだった――。


■ 公開情報

映画「チョコレートドーナツ」
シネスイッチ銀座ほかにて大ヒット上映中。

原題:Any Day Now
監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン
キャスト:アラン・カミング、ギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァほか
配給:ビターズ・エンド
©2012 FAMLEEFILM, LLC

公式サイト://www.bitters.co.jp/choco/index.html