映画「GODZILLA ゴジラ」ジャパンプレミア盛大に開催！ゴジラと共演の渡辺謙も太鼓判！NYからあの“ゴジラ”もサプライズ登場

日本が生んだ、世界に誇る怪獣「ゴジラ」がハリウッドから凱旋帰国!

7月10日、都内で映画「ゴジラ」のジャパンプレミアが開催された。

大型の台風が接近中のこの日。本当にゴジラが登場しそうな、怪しい曇が立ちこめるどんよりとした空の下、会場にはこの日を待ちに待ったゴジラファンが大集結。レッドカーペットに約600人、プレミア上映にはなんと約4000人のファンが詰めかけた。

レッドカーペットにまず現れたのは、今作で芹沢博士という重要な役どころを演じ、日本人俳優としてはじめてハリウッド版ゴジラとの“共演”を果たした渡辺謙。ファンからの大声援の中、ファンサービスやメディアのインタビューの一つ一つ丁寧に答えていた。



続いて、監督のギャレス・エドワーズが登場。メディアの取材の中で、世界各国でのプロモーションを終え、最後の最後に、ゴジラの「祖国」である日本にやってこれたことを感慨深く思っているというコメントが印象的だった。



そのほか、1954年の初代「ゴジラ」に出演した宝田明、1984年版「ゴジラ」に出演した武田鉄矢、今回の日本語版の吹替えを担当した波瑠、TRFのDJ KOO、ますだおかだの岡田圭右、押切もえ、蛯原友里、澤穂希、吉田沙保里、安藤美姫など、超豪華なセレブや女性アスリートたちが次々に登場。ファンサービスをしたり、カーペット上に用意されたゴジラのフィギュアと記念撮影を行った。





その後、いよいよ映画「ゴジラ」が日本初お披露目される劇場に移動。舞台挨拶には、渡辺謙、ギャレス・エドワーズ監督、日本語版の吹替えを担当した波瑠が登壇した。



渡辺謙は最初のあいさつで、「ひとつお詫びを申し上げます。あまりにもゴジラの威力がすごすぎて台風まで連れてきてしまいました」とジョークを飛ばし、集まった4000人の観客は大笑い。

続けて、

「2ヶ月前の5月にロスでワールドプレミアをおこないました。世界各国のメディアからの取材を受け、こんなにゴジラを待っていてくれる人が世界中にいたんだと感じました」

「本当に長らくお待たせしました。ようやく日本の皆さんにもお届けできます。自信を持って、みなさんにゴジラを堪能してくれるものと信じています」

と、満を持して日本で「ゴジラ」を公開できる喜びを笑顔で語った。



ギャレス・エドワーズ監督は、

「おかげさまで今、ゴジラは世界中で大ヒットしていますが、私の中ではゴジラは日本のものであり、日本でヒットしない限り本当のヒットではないんです。作っている間、日本のことは常に念頭にありました。そして今日ここでみなさんにこの映画を披露できる、この瞬間を夢見てきました」

と、ゴジラの生まれ故郷である日本への敬意が感じられるコメントを延べ、ファンを喜ばせた。

渡辺謙について聞かれると、

「国際的な映画になりました。言葉を超えた作品になりました。渡辺謙は世界中で、何も言わずに表情ですべてを伝えられる最高の俳優です」

とベタぼめ。渡辺の演技力や存在感を高く評価しているようだった。

舞台あいさつ後半には意外なサプライズが待っていた。なんとスクリーンに、あの、ニューヨーク・ヤンキースで活躍した松井秀喜氏の映像が映し出されたのだ。



「今ニューヨークにいます。こちらでもゴジラの盛り上がりはすごいです。ゴジラが盛り上がっていると、なぜか自分のことのようにうれしくなります。日本でもヒットすることを願っています。ガオー!」

このサプライズに渡辺謙、ギャレス・エドワーズ監督も大喜びだった。

このあと、映画「GODZILLA ゴジラ」が日本初披露され、つめかけた観客は一足先に、その興奮を堪能した。一般公開は7月25日(金)だ。