ザ・ヴァンプス来日公演 元気いっぱいのステージにファン大絶叫！「来年も来るよ」

英人気ポップ・ロック・バンド「ザ・ヴァンプス」が、2月5日(木)東京・Zepp 東京にて初となる来日公演を開催。若さあふれるパフォーマンスで会場に集まったファンを魅了した。

ジェイムズ、ブラッド、トリスタン、コナーからなるザ・ヴァンプスは、イギリス出身の4人組。YouTubeを介してバンドを結成した彼らは、テイラー・スウィフト、ワン・ダイレクションなどのカバー動画をYouTube上に投稿し、人気を拡大。2013年9月にデビューし、現在に至る。



この日、東京はみぞれまじりの雨という悪天候に見舞われたが、ファンたちは天候不良などなんてその。会場にはお手製の衣装や、ボードなどを携えたファンたちが多く訪れ、その人気の高さを伺わせた。



一方のメンバーたちも、若い女性客ばかりで埋め尽くされた会場に気合い十分といったところ。開演前には、ザ・ヴァンプスの公式ツイッター(海外)が「日本のみんな準備はいい?」「今日のショウはすごいことになりそう!」と幾度なくあおる一幕も見られた。

そして、会場の照明が一斉に消されると、客席からは割れんばかりの歓声が。黄色い歓声を一手に浴びながらステージに登場したザ・ヴァンプスは、デビューアルバム「ミート・ザ・ヴァンプス」より「Wild Heart」を披露。アツイ演奏と元気溢れる歌声で観客を一気に引き込んだ。



ギターのジェイムズは、先月に手首の腱の手術を受けた影響から、この日の公演ではギターをひくことはなかったが、「ザ・ヴァンプス」のグッズを客席に投げたり、リードヴォーカルのブラッドに代わって歌う場面があったりと、終始盛り上げ役に徹していた。



それ以外にも、トリスタンのドラムソロや、ブラッドがアコースティックギターで「Shout About It」を一人で弾き語りしたり、ブラッドとコナーが2人で、「All Time Low」のカバーをパフォーマンスしたりと、メンバーそれぞれが多才ぶりを発揮。演奏の合間には、歓声欲しさに(!?)“キス音”をそれぞれ披露したり、ブラッドが客席に降りて歌ったりとファンサービスも盛りだくさんだった。

また、アンコールでは、「来年また戻ってくるよ!」(ジェイムズ)、「今日はいい時間を過ごせたよ。また来年会おうね。大好き!」(ブラッド)と“再来日”をサプライズ発表。会場のボルテージが最高潮に達する中、最後は全英2位を獲得したシングル「Can We Dance」を披露。初となる来日公演は大盛況のうちに幕を閉じた。



■セットリスト
01. Wild Heart
02. Girls On TV
03. YouTube Medley
04. She Was The One
05. Somebody To You
[Drum Solo]
06. Last Night
07. All Time Low Cover
08. Move My Way
09. Shout About It
10. High Hopes/On The Floor
11. Teenagers
12. Oh Cecilia (Breaking My Heart)
[Encore]
13. Risk It All
14. Can We Dance

【動画】ザ・ヴァンプス「Can We Dance」MV


■リリース情報

ミート・ザ・ヴァンプス-来日記念エディション(DVD付) CD+DVD
価格: 3,996円(税込)

※発売中