チャーリーXCX、本人＆ファン待望の国内初単独公演が開催！ 「アイシテマス」「今夜のライブは生涯最高」と大感激

イギリス人歌手チャーリーXCX(22)の、国内初となる単独公演が、4月15日(大阪)と4月16日(東京)に開催。ファン、そしてチャーリー自身にとっても忘れられない夜となったようだ。

初来日時には国内で「スーパーラヴ」のミュージックビデオを撮影、昨年の二度目の来日では「SUMMER SONIC 2014」にて、国内初となるパフォーマンス。かねてより“日本好き”であることを公言していたチャーリーだが、三度目の来日にして、念願の単独公演をついに敢行。待ちわびていたファンとともに、おおいに盛り上がった。

本人も大好きなきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲が流れると、会場が消灯。ゼブラ柄のセットアップを着たチャーリーがステージに現れた途端、大歓声が響いた。大阪ではパープルのボブウィッグをかぶっていたようだが、東京公演でのチャーリーは黒髪を無造作にハーフアップにしたラフなスタイル。1曲目の「SUCKER」から、歌にダンスにと、ステージを縦横無尽に駆け回り、長い髪を振り乱して大忙し。ファンも全力のコールで応えるなど、会場には早くも一体感に満ちていた。



改めてMCの中で、「東京という町が好き」であり、「ここでライブが出来てうれしい」と語ってくれたチャーリー。最新アルバム「SUCKER」からの楽曲が中心のセットリストとなったが、ファーストアルバム「TRUE ROMANCE」の一部の楽曲、そしてアイコナ・ポップと組んで世界的にヒットした「アイ・ラヴ・イット」を披露するという、うれしいサプライズも。ポップな楽曲が多い中、生バンドとのパフォーマンスはかなりロック、ときにはパンクの要素も感じられるなど、彼女自身の幅広い音楽性が改めて示され、“アーティスト”チャーリーXCXのレベルの高さが垣間見える公演だった。



MVを発表したばかりの「フェイマス」、リタ・オラとコラボした「ドゥーイング・イット」、日本語版も存在する「ブレイク・ザ・ルールズ」と、おなじみの楽曲を次々と披露する中で、「手をたたいて」、「歌って」とどんどん客席を煽るチャーリー。「もっとワイルドになってよ!」という呼びかけに応じて、観客もどんどんヒートアップ。そんなファンに、チャーリーも日本語での「アイシテイマス」という告白で答えていた。



コンサート中にも、客席のファンと気軽に触れ合う姿がよく見られたチャーリー。ファンが持ち込んだ、CDジャケットとよく似たキャンディを曲中に受け取り、そのままパフォーマンスに組み込んだり、また中にはファンの頬にキスを贈るなんてことも。アンコールでは、ファンからもらったというカタカナで書かれた自分の名前入りハチマキを、バンドメンバーとともに頭に巻いて登場。「みんな、盛り上がってくれた?　(歓声を聞いて)私も!」というやり取りのあとには、「今晩のライブは、これまでで最高よ」というなんともうれしい言葉を聞かせてくれた。最後に披露されたのは、大ヒット曲「ブーム・クラップ」。会場中が声を合わせて歌う声が印象的だった。

we had the best time tonight Tokyo

CHARLI XCXさん(@charli_xcx)が投稿した写真 - 2015 4月 16 4:41午前 PDT

【4月16日　東京公演セットリスト】
SUCKER
ブレイキング・アップ
アイ・ラヴ・イット
フェイマス
スーパーラヴ
ドゥーイング・イット
ニード・ユア・ラヴ
Black Roses
Stay Away
You(Ha Ha Ha)
ボディ・オブ・マイ・オウン
ALLERGIC TO LOVE
ロンドン・クイーン
ブレイク・ザ・ルールズ
ゴールド・コイン

(アンコール)
Grins
ブーム・クラップ


■リリース情報

チャーリーXCX「SUCKER」



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