映画「ジュラシック・ワールド」キャスト陣が来日！ 撮影中サイアクだった体験とは・・？

映画史にその名を刻んだ伝説的アクションアドベンチャー「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド」のプロモーションのため、本作に出演しているブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンス、コリン・トレボロウ監督が来日。7月13日(月)、都内某所にて来日記者会見に臨んだ。

第一作「ジュラシック・パーク」の公開から22年。最新作「ジュラシック・ワールド」は、第一作目で実現に至らなかった地球史上最大のテーマパークを舞台に物語が展開。これまでのシリーズの迫力を遥かに超える壮大なスケールで、新たな恐竜の世界を作り上げている。



これまで世界各国で本作のプロモーションを行ってきたキャスト陣だが、実はなんと、ここ日本がプロモーション最終地。劇中で、恐竜に夢中な好奇心いっぱいの少年グレイを演じたタイは、初めての日本滞在を大いに満喫している様子。来日後、さっそくディズニー・ランドや京都に足を運んだそうで、「すばらしい国だし美しい。とっても気に入っています!」と日本を絶賛していた。

本作において、テーマパークの運営責任者クレアを演じているブライスは、「私が劇場で(一作目を)初めて見た12歳の頃のように、現代の若者たちにもこの映画が受け入れられていることがうれしい」と発言。見る側から演じる側となったブライスはまた、「もし恐竜が実際にそこにいたらどうなるんだろうとワクワクしながら演じました」とにこやかに語った。



一方、本作で反抗期の少年ザックを演じたニックは、撮影ではたくさんの苦労があったことを告白。「オリジナルのファンたちの目にかなうものでなくてはいけないし、原点である1作目を継承しなくてはなかったから」と率直な胸の内を吐露。しっかりとした口調で語るその姿は、役柄とは正反対?



劇中にて、叔母であるクレアの元を訪れたザック&グレイの兄弟は、テーマパーク内で“ジャイロスフィア”という360度周りが見渡せる球体アトラクションに乗ることに。このアトラクションへの乗車を機に、予想外のトラブルに巻き込まれてしまう彼らだが、タイいわく、“ジャイロスフィア”の乗り心地はサイアクだったのだとか。

「“ジャイロスフィア”のことを初めて聞いたとき、『絶対面白そう!』ってワクワクしていたんだ。そして現場で初めて目にしたときも『超クール! ホント楽しみ』って思った。だけど、“ジャイロスフィア”を使っての撮影は2か月もあったんだ。(ジャイロ～は)実はすごい居心地が悪くてさ。シートは固いし、クッションも全くソフトじゃなかった。もう少し改善できるんじゃないかなって思ったけど(笑)、それでもまあイケてる乗り物だったよ」



この日の記者会見には、日本語吹き替え版で声優を務めた玉木宏(オーウェン役)、木村佳乃(クレア役)、松岡茉優(グレイ役)も登場。オーウェン役の玉木さんが4時間ほどで吹き替えを終えたのに対し、木村さんは吹き替えに3日間も要したそう。「後半結構叫ぶシーンが多くて…家に帰ったら声がガラガラでした」と木村さんが語ると、隣にいたブライスは、「こんな美しい方が吹き替えをしてくれてありがたいわ」とにっこり。木村さんの熱演に対し、ねぎらいの言葉を述べていた。



「ジュラシック・ワールド」は、8月5日(水)より全国にて公開。

【動画】映画「ジュラシック・ワールド」映像第2弾



■公開情報

「ジュラシック・ワールド」
8月5日(水)、遂にオープン!

監督: コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
脚本: リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァーandデレク・コノリー&コリン・トレボロウ
ストーリー: リック・ジャッファ & アマンダ・シルヴァー
キャラクター原案:マイケル・クライトン
キャスト:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、タイ・シンプキンス、ニック・ロビンソン

配給:東宝東和