あの「シックス・センス」のシャマラン監督が超大作を撮っていた！最新作「ヴィジット」に込められた想いとは・・？

M・ナイト・シャマランといえば「シックス・センス」の衝撃のどんでん返しによって、世界を恐怖と感動の渦に巻き込み、その後、「アンブレイカブル」、「サイン」、「ヴィレッジ」で、予測不能なストーリーと驚愕のクライマックスを描き続けた天才ストーリーテラーとして有名。

最新作「ヴィジット」では、「ハプニング」以来7年ぶりに自身のルーツである“スリラー映画”へと原点回帰。「パラノーマル・アクティビティ」や「インシディアス」などの大ヒットホラーシリーズをプロデュースしたジェイソン・ブラムとの初タッグを組み、今まで以上に不気味な雰囲気に包まれた世界観を表現している。

今回、M・ナイト・シャマランの最新作にしてシャマラン史上最高のスリラー映画「ヴィジット」が、10月23日(金)より公開となるのに先駆けて、シャマランの独占インタビュー内容を紹介。



映画ファンたちが初めてM・ナイト・シャマランの名前を耳にした1999年、シャマランを紹介するときはいつも世界的現象となった「シックス・センス」(99)が引用されました。それ以降、「アンブレイカブル」(00)や「サイン」(02)など数々のヒット作を手がけてきた彼は、自主製作的なスリラー映画に原点回帰して、生涯で最も好きな映画を作りたいと考えるようになった。

その理由について―
「ある日、僕は『これからは小規模な映画を作っていく』と決めたんだ。アイデアが降りてくるまでに必要な時間があるのと同様にして、そのアイデアが自分にとって意味が出てくる期間もあるんだ。作るのに3年もかかるような大作だと、あまりに長過ぎる。書いて、仕上げて、撮影する作業を同じ力を込めてやる必要があると、その時の僕は思った」

「自身の子供達の存在も強く影響している」―
「しばらくキッズ向けの映画を撮っていた。幼い自分の子供たちも楽しめる映画を撮っていたんだよ。でも彼女たちがティーンになったことによって以前の様な作品作りに戻りたくなったんだ。」

最新作「ヴィジット」に「誇りを感じている」―
「「ヴィジット」は他のどんな映画にも当てはまらない。楽しいと同時に怖いんだ。カメラを構えた15歳の主人公は映画の力を信じている。その姿は映画作りは魔法のようなものだと信じる子供に戻った僕自身だよ」




■ストーリー

祖母(おばあちゃん)の家には奇妙な「3つの約束」があった。休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メイソンビルへと出発した姉弟。都会の喧騒から離れて、田舎での楽しい1週間を過ごす予定だった―その時までは。優しい祖父と、料理上手な祖母に温かく迎え入れられ、母親の実家へと到着した2人。しかし出会えた喜びも束の間、就寝時、完璧な時間を過ごすためと、奇妙な「3つの約束」が伝えられる。第一の約束「楽しい時間を過ごすこと」第二の約束「好きなものは遠慮なく食べること」第三の約束「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」 夜9時半を過ぎ、異様な気配で目が覚める2人。部屋の外から聞こえるただ事ではない物音に恐怖を覚えた彼らは、絶対に開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまう。そこで2人が目にしたものとは――?


■公開情報

「ヴィジット」10月23日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開

監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
製作:M・ナイト・シャマラン、ジェイソン・ブラム、マーク・ビエンストック
出演:キャスリン・ハーン、ディアナ・デュナガン、ピーター・マクロビー、エド・オクセンボールド、オリビア・デヨング
上映時間:94分
配給:東宝東和

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